理学療法士としてお金を稼ぐ
皆さんは、お金稼ぎたいですか?
お金いっぱい稼ぎたいですよね。
しかし、PTの現状ってすごく稼げるか?
と言われると難しいですよね?
この状況を打破するために多くの人は
他業種に転職したり、自分で開業権のある資格をとって開業したりしていきます。
では、稼ぎたくなったら転職や開業をしなければならないのでしょうか?
PTとして働いて、今よりお金稼げるようする方法はないのでしょうか?
じゃあどうすると良さそうか?
という話をわたし目線で、今日はしていきたいと思います。
わたしの考えでは、転職以外に稼げるようになるためのルートは大きく分けて2つだと思います。
1つは医療保険制度を変えて、認定理学療法士などを取得した際に、医療報酬を増やす。
「認定理学療法士のリハビリは普通の理学療法士よりちょっとだけ料金高いです。でもより専門的な治療を受けられます。国も認めてくれていて、保険もちゃんと利きます。」
こうなると、認定持っている人は、同じ時間リハビリを実施しても、他のPTより病院に入る収益が上がるので、認定を持っている人の給料も上がると思います。
認定をとることでPTとして働きながら、給料も上げていけるようになります。
ただ、これはかなり難しいと考えています。
現行の制度を変え、国のシステム内にリハビリテーションという分野を組み込めるようにならないと現実的には難しいと思います。
少なくとも、数年以内に個人の力のみでは厳しいと思います。
2つ目は、PTが活躍できる場を増やす、市場を拡大する。
ことが挙げられます。
拡大の方法は様々だと思います。
PT的な視点を生かした、新しい事業を立ち上げるとか。
例えば、
PT的な視点を持った人が
建築やリフォームのサポートを行う事業や
旅行などの余暇活動のプランニングを行う事業
とか立ち上げたら、
利用する人に合わせたバリアフリーを作れることで、より長く自立した生活を送れる人が増えたり
年を取ったり、なにか障害が残ったりして、旅行好きだったのに、行けなかった人が、安全に歩行できるルートを見つけることで、観光地にも行けるようになったりしたら
ニーズはかなりありそうですよね。
現状の医療施設や介護施設で行われているリハビリテーションの
身体機能の向上や福祉用具等の社会資源によって
「ADLを上げる活動」
から、
「QOLを上げる活動」
を支援する視点を持つと、
そこにビジネスチャンスがあるかもしれません。
なぜ、こんな話をするかというと、
いま、世界の人口は増えているのに、日本の人口、日本だけでなく先進国の人口って減っています。
今のままの方法で日本が続けて行って良くなることはない。
それは医療だけじゃなく、ほぼ全ての分野において起きうることだと思います。
リハビリは人に自分の技術やサービスを売るというのが仕事の本質だと思っているので、人が減ったらそれだけ需要も減り続けると思います。
需要が減るということは
PTとして、OTとしてお金を稼ぎたいのに稼げない。
という人も今後は増えていくことが予想されます。
では、どうするのか?
以前までは、
「淘汰されないために自己研磨をして、より良い治療を提供し続けることが、PTやOTとして生き残る術であり、それを一生懸命全うしていくことが、リハビリに携わる者として絶対に行わなければならない責務だ!」
という上司や偉い先生が多かったと思います。
もちろんそれも必要なことですが、今後の日本を考えると、リハビリという分野内だけで勉強・自己研磨していれば今と同じかそれ以上の状態で生き残れるかと考えると、状況的に難しいとわたしは思います。
では、どうするか?
今持っている、リハビリやPT的な視点をより広い分野に活かしていくことを
一人一人が考えて実行することが必要だと思います。
大層なことでなくても、自分の考えを発信していくでも、他の分野の人と盛んに交流してみるでも、なんでもいいと思います。
みんながちゃんと考えて、
それはリハビリ業界なんて狭い空間だけで考えるのではなく、
経済とか世界情勢とか、自分や自分の家族の今後の人生とか、
そういうことも含めてリハビリや仕事というものを考え、少しでもやってみるという人が増えていくことが必要です。
PTとして成長することと同じぐらい、世界や国内の情報に目を向け、
ビジネスチャンスを自ら見つけ、ビジネスにつなげていける人が増えることが1番良いことです。
それは、自身のお金を稼ぐ能力の向上や実際の稼ぎにも関わりますし、
日本のこれからにもつながっていくと思います。
自分や自分の家族のためのお金を稼いでいるのに、
日本のためにもなるなんてすばらしいことですよね。
柔軟な考え方で、若いうちからいろいろと考えたことを実行に移していけるといいと思います。
まとめると
PTの知識やスキルを活かして、稼ぎを増やすには、
PTの知識やスキルに何か1つ加えてみること
それは、自分の得意なことでもいいですし、
それが自分でもわからないのであれば、経済や世界情勢をリハビリ的な視点に絡めて、どういうことが出来るとニーズがあるかを考える。
例えば、前記の事業を立ち上げるとか、英語が話せるから、通訳もできるPTになるとか、歌で人を和ませられるとか、おもろいこと言って人を笑わせられるとか
そこが考えられたら、少しでも実行に移してみること
実行に移すのが一番奥手になりやすいですが、
先ほども言ったように、
少しのことでも大丈夫です。
事業を立ち上げるなら、その業界の友達を作ってみるとか、交流してみるとか、英語で外国人の方と話してみるとか、人を笑わせる回数を増やす努力をするとか
結果的に、稼ぎを増やすためにやったことが、
リハビリという分野の拡大や発展に繋がり、
今後リハビリを受ける人に対してのサービスが手厚くなり、
利用者のQOLが上がることで、人生がより豊かになり
豊かな人が増えることで、日本という国も豊かにしていきたいですね。
この記事を読んでくれた方が、明日から新しい視点を持って、情報等と触れ合えることを祈ります。
また、来週も頑張りましょう。
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