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息子と繊細

お子さんを繊細だな〜と思ったことはありますか?

自己紹介にも書きましたが、息子は繊細です。
新しいことに慣れるのに時間がかかります。
慣れてしまえば平気なことももちろんあります。
子どもは発達途中なので、どの子にもこだわりや過敏な所があると思います。
お母さん、気にし過ぎですよって言われることは何度かありました。
子どもってそういうものなのかな?と思うようにしてみたり。
でもやっぱり繊細だな〜と思うのです。

繊細だからこそ人一倍大変だったかもしれない入院生活

入院が始まった時、環境が変わり、色んな処置がありました。こういう時、最初は結構お利口さんです。でも、そのうち爆発します。

お利口さんなのは、わたしがワタワタしていたり、心配な顔をしているのをみたり、周りの空気からプレッシャーを感じたり、一気に色んな情報があって、そういうのを処理できずに戸惑い、泣いても良いのか、なんて表現すれば良いのか、わからないからかなと思います。

爆発すると凄いです。あの頃は、もうご飯も水も口にしてくれなくなりました。誰も信用できない!って目をして、ベッドの端っこから一歩も動かなくなりました。これにはわたしも先生も困りました。

今思い返しても切ないです。ママのことも嫌いだし、欲しいものも食べたいものも何にもない。と言われました。しかも、3歳の誕生日前に。明日が怖くて眠れない、とも言っていました。

苦労したエピソードは書けば書くほどありますが..
そこから試行錯誤して、3ヶ月くらい経った頃、ようやく入院生活に慣れたかな?と感じました。
実際には、3ヶ月経ってやっと外泊ができ、そこで心の余裕が生まれたからかもしれません。


わたしが好きな息子の繊細さ

息子は戦いが好きではありません。
ウルトラマンとか仮面ライダーとか、見れるようになる日は来ないかもしれません。

テレビをつけると、ドラマやお笑いで感情的に表現されるもの(怒ったり泣いたり)が流れると、「見たくないから消して」と言われます。

大好きなパウパトロールも、夜のお話や宇宙人が出てくると中々見れないし、トーマスも顔が付いてて動くから怖いと見れません(動いてないトーマスは好きです)。

繊細で困ったエピソードばかりですが、なんか可愛いな〜と思うところがあります。

それは、どうぶつの森のオープニングが好きなところです。

退院して、外の世界に馴染めず、アリも怖くて外で遊べない、そんな息子とどうぶつの森をやってみることにしました。すると、のんびりした世界観や可愛いキャラクターに癒されて、ゲームするにつれて、段々外遊びも大好きになっていきました。

そして何より、オープニングのゆったりした曲を聴きたがります。
わたしはオープニングが始まったら、すぐにAボタンを押してゲームを始めます(そういう方多いですよね?)。でも、息子は「この曲が大好きだから、全部聴いてからゲームしたいの」と、正座をしながらニコニコ聴いています。

可愛いなって思います(親バカですね)。

他にも、お友達が困っていたり、泣いていたら、どうしたのかな?と気にしているし、よく考えていたり、優しいなと思うこともあります。



感情移入しやすくて、いろんな情報の処理も苦手そうで、きっと将来本人も大変だけど、良いところを忘れずに育てていきたいなと思います。

ダメなことの伝え方、怒る加減なども難しく、どうしたら伝わるかな?と日々勉強です。

たっぷり甘えて、親離れ子離れし、将来は心豊かな大きな男になってくれ!と心の中でエールを送る日々です。
息子の花が育つように、付かず離れず、適度な距離感で頑張ります。子育ては親育てですね。

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