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小学3年 駄菓子屋

学校が終わり、みんなと集まって駄菓子屋に行くのが日課になっていました。
でも小学3年生が使えるお金なんて少ないものです。
なのでカップラーメンの駄菓子があるのですが1つ50円、帰るわけがないのです。
上級生のお兄ちゃん方が買っていてそこに駄菓子をカスタマイズしてその場で食べているんですよ。それが羨ましかったのを覚えています。
とにかくお金の無い私たちはくじがついている駄菓子を買って何とか当てて節約してたくさんの駄菓子を食べたいのです。
特に毎回していたことがお菓子についているクジではなく、シンプルにくじだけのやつです。当たれば200円ぐらいになるクジ、1回30円、当たらなければただの紙、当たれば天国、毎回やるのですがまぁ当たらない。だから今度こそ当ててやると意気込むのですがそれでも当たらない。
今日は当ててやるとまたやってみたら100円が当たったのです。めちゃくちゃ嬉しかったのですが当たってしまったからこそまたやってしまう。
この頃からギャンブルの教育を知らず知らず学んでいるかも知れない小学3年の頃の話。

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