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卒業生漫画家活躍報告!遊馬爽先生


皆さん、漫画はお好きでしょうか。

おそらく「好き」と答える方がほとんどかと思います。
誰もが漫画を読んで笑い、泣き、驚き、鳥肌が立った瞬間があるはず。
ちなみにnote担当は最近、女の園の星を読んで笑い、ジョジョの奇妙な冒険の3部のヴァニラ・アイス戦を読んで泣き、スキップとローファーの7巻を読んで声を出して驚き、アイシールド21の神龍寺ナーガ戦を読んで鳥肌が立ちました。

漫画は最高。

そして誰かの推しを生み出すべく、ニチデのマンガ科では日夜作業に励んでいます。

↑外部の編集部へ持ち込み、アドバイスを頂いている様子


そして今回は、今最も連載デビューも近い(と個人的に思っている)、ニチデ卒業生にしてジャンプ+などで読切をどんどん掲載されている新進気鋭の漫画家・遊馬爽(あすま・そう)先生をご紹介させてください。


2021年6月。
「SPY×FAMILY」「怪獣8号」「タコピーの原罪」など、超人気作品を輩出している「少年ジャンプ+」にてある読切が掲載されました。

(他にも「ダンダダン」「姫様“拷問”の時間です」「正反対な君と僕」など売れている、これから絶対売れる作品が目白押しのアプリです。チェンソーマン2部も間も無く配信です。これ以上の熱量で語ると定時を過ぎてしまいそうなので割愛)



超名作を生み出してきた少年漫画家の初期衝動と同じようなインパクトを受ける、必読の読切です。
主人公は陰陽師の養成学校に通う双子、シュウとカシト。
双子ならではの「比較される」ことによる葛藤と、家族として互いに尊敬し合う愛情が交錯するパートもさることながら、怪異との対決を新人らしからぬアクションでまとめた手腕は見事の一言です。


そして今年3月。




遊馬先生の「スロースターター」が配信されました。
これは、鳥肌です。

皆さんは今、飢えていますか。
ひょんなことからアイドルを目指すことになった煌介。
しかし現実は甘くなく、デビューする後輩を尻目にうだつの上がらない日々を送っていました。
そんな時事務所に入所したのはかつて日本中を席巻したアイドルグループ「プリマ」のメンバー・瀬央善の弟、旦(だん)。
事務所の期待を一身に背負う旦とコンビを組んでステージに立つことになった煌介は、「満足できるパフォーマンスじゃなければ退所」という条件付きで当日を迎えます。

57ページで鳥肌が立たなかった方は居ないのではないでしょうか。


前作とは異なる世界観ながらも、ベースに才能の差、諦観、そして逆転という遊馬先生の根底に広がるテーマを感じる力作です。アプリ上で20万回以上読まれているのも納得です。(その日の閲覧数ランキング上位にも入ってましたし、コメントもめちゃくちゃ好評でした)

ステージ上で煌めく煌介の「飢え」をぜひご覧ください。



今後も卒業生の皆様のご活躍をお伝えできればと思います!
今後ともご贔屓に〜!

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