「ニッチな飲食店のマーケティング企画室」の自己紹介です
●ニッチ大好き。自称「ニッチ教の狂信者」
ニッチに興味があります。ビジネスのニッチは誤解されています。「すき間」と思われています。私の解釈では「独自地位」と考えるべきだと思っています。
ニッチは生態学から来ています。生き物は自分の棲みかとしてのニッチを確保します。人間の社会でも同じように自分だけの独自のポジションを確保するのが良いと思います。みんなと同じでは競争になってしまいます。生態学もそうですが多様性が大切です。
ニッチ、ニッチとマイニチ、ニッチを考えるニッチ教の信者です。
●ニッチな飲食店のマーケティングはこんなこと
珍しいと思えるニッチな飲食店のマーケティング支援をやっています。わかりやすく言うと、売上アップのアイデアをいつも考えています。いまはアジア系のニッチな飲食店さんをメインに応援しています。
みなさんご存じないかもしれませんが、飲食サービス業、つまり飲食店は儲かっていません。一人当たりの生産性(儲けのこと)は日本の全18業種のなかで飲食サービス業が最低です。しかもトップの金融と比較すると五分の一。日本でダントツに儲からないビジネスです。(中小企業白書2016)
一方で世界の観光客が日本に来る目的のトップは「日本の飲食」です。京都や浅草や富士山ではありません。しかも、もう一度来日する場合も「日本の飲食」がトップです(「訪日外国人消費動向調査2020」観光庁)。
日本の飲食サービス業は世界に誇れるビジネスです。日本の未来を担うのはアニメやクルマではありません。しかしこれほど素晴らしい産業でありながら生産性サイテーは残念です。「これをマーケティングの力でなんとかしたい」が私の望みです。
これまでの経験でニッチな飲食店のマーケティングのポイントはコンテンツ・マーケティングとストーリー・マーケティングだと思っています。(詳しく知りたい方はWebサイトをご覧ください)
お店の支援は大きくわけて3つの施策を行っています。
(1)分析:販売データやアンケートなどの調査情報などをもとに分析
(2)提案:分析結果をもとに売上増加のための施策を提案
(3)実施:販促企画、店舗ツールの作成、Webサイトの記事制作など具体的業務を実施
でも、こんなにカチカチで仕事したことはありません。基本は「おぉ。これ面白いかも…」です。
●生まれてからここまでのこと
1954年生まれ。どうどうのシニアです。しかし、『ライフシフト』の著者リンダ・グラットンさんが言うように100歳まではスケジュールに入れておいたほうがよさそうです。そのつもりで気長にやっています。
出身地は山梨県の富士吉田市。富士山と五重塔と桜の写真で有名なところです。外国人観光客に人気ですね。あの五重塔、実は鉄筋コンクリート製の戦没者慰霊碑なんです。できたころは少し違和感がありました。でも完成から50年近くが過ぎ、しっかりと日本を代表する風景になりました。「続けることが大切」という教訓でもありますね。
理系ですが社会人のスタートはグラフィックデザイナー。お絵描きが好きで国語の教科書の正岡子規の頭は毛がフサフサ。
広告代理店勤務を経て2014年に独立しました。広告代理店では外食チェーン店、食品会社、調味料メーカー、ビールメーカー、大手食品スーパーなど飲食関連の仕事をたくさんやりました。もともと食べ物、料理などが大好きなのでいまも「好きな仕事」をさせてもらっています。
2016年に中小企業診断士、2021年に情報処理技術者(情報セキリュティマネジメント)資格を取得。「まじめで一生懸命」と言われたいと思っているわけではありません。思い込みが激しいタイプで、はやとちりも得意技です。心配してもらえると助かります。
●東京駅と西葛西が本拠地
オフィスは東京駅改札口から徒歩4分ぐらいです。超一等地にオフィスということではありません。レンタルオフィスなだけです。机ひとつですが快適です。
住まいは西葛西。葛西臨海公園など大きな公園も近所に小さな公園もたくさんあって快適です。インド系の人がたくさん住んでいることでも有名です。世紀変わりでコンピュータが狂うかもしれないという「2000年問題」のころに来日された方も多いようです。みなさん優秀な感じの方ばかりです。
ということで「ニッチな飲食店」はこんな店。「ニッチな飲食店」はこうしたらうまくいく。こんな「ニッチな飲食店」がやがてできる。ということをいつも考えています。