賢くなる!子どもと目的を見つけ解決していく方法
子どもがイヤイヤと癇癪を起こすのも、何かママにやって欲しいという「目的」があるから。
子どもが「ママなんて嫌い」とわざと言ってくるのは、ママにかまって欲しいという「目的」があるから。
子どもだけではなく、私たちも同じだよね。
自分の行動を振り返ってみても、
子どもにイライラした態度をとるのは「子どもに言う事を聞いて欲しい」という「目的」があるからだったり、
何もしない旦那にイライラして不機嫌な態度をとるのは、家事を手伝って欲しい、感謝の気持ちを伝えて欲しいという「目的」があるから。
全ての人の行動には「目的」が存在するんだな~っと
この本を読んで改めて感じることが多くなったよ。
だから、子どもの目的を一緒に見つけ出し解決していくことで、子どもはやる気をもって、今抱えている課題に取り組んでくれるようになる。
長くなったけど、ここからは2STEPで目的を見つけて解決していく方法を解説していくよ!
1つずつ解説していくね!
😎STEP1.目的を見つける
目的を見つける方法は
「質問する」こと
どんな質問がいいのか?というと・・・
次のような質問をして子どもと一緒に目的を見つけてみて。
この質問をすると
「こうだったら嬉しい」
「こんな状態だったらいいな」
と理想の状態、つまり目的を話し出してくれるよ。
実際に我が家はケンカをした時によくこの質問を使ってるよ。
兄に叩かれて泣いてくる次男に、次のような質問を投げかけてるよ
「お兄ちゃんとどんな風に遊びたかったの?」
「お兄ちゃんとどんな状態になったら嬉しい?」
すると次男からは
「昔はお兄ちゃんが優しくてうれしかった。昔に戻りたい」
「なかよく遊びたい」
と色々な返答が返ってくる。
そこで親は話をまとめてあげるよ
「昔みたいに楽しくお兄ちゃんと遊びたいんだね」
次男の目的は「楽しくお兄ちゃんと遊ぶ」ということが分かったよ
こんな風に質問を通して、子どもの本来の目的を見つけていくよ!
目的を見つけたら、次は「どうやったら、その目的を達成するのか」解決策を一緒に考えていくよ。
😎STEP2.解決策を見つける
解決策を見つける方法は
ここでも「質問する」こと
なぜかというと、質問して子ども自身が解決策を決めることで、子どもは、やる気をもって実行できるから。
どんな質問がいいのか?というと解決策を見つけるための質問は、次のようなものがあるよ
これらの質問をすると子どもは「目的を達成するためにどうやったらいいのかな?」ということを自分で考えられる人になるよ。
例えば、さっきの兄に叩かれた次男の例で、この質問を通して解決策を見つけてみると、こんな感じ。
「どうやったら、お兄ちゃんと仲良く遊べるかな?」
とまず質問をしてみる。
すると次のように、たくさん返答が返ってくるよ。
「お兄ちゃんが叩かなかったらいい」
「お兄ちゃんにこれを貸してあげればよかった」
「叩かれたら、やめて欲しいと伝えてみる」
次は子どもに選択させる
「じゃあ、どれからやってみる?」
と子どもに選択させる。
すると、次のような返答が返ってきたよ。
「まずはお兄ちゃんにこれを貸してあげる。そしたら、機嫌が直って優しくなってくれると思うから」
案の定、兄の目的は「弟のおもちゃで遊ぶこと」だったので、このケンカでは仲良く遊べるようになったよ!
まとめ
「なんで叩くの?」
「これ貸してあげたらいいじゃん」
「またケンカ?もうやめてよ」
と親が罰を与えたりして、子どもをコントロールすることは、今回紹介した「目的を探す→解決する」という工程より本当に簡単(子どもが小さいうちは)。
だけど、これでは子どもは何も身につかない。
ちょっと親が工夫するだけで、子どもの思考力・問題解決能力というのはグンとあげることができる!
慣れるまではこの質問するのは少し大変だけど、慣れてしまえば後は勝手に子どもが考えてくれる。
つまり、親の負担が減るってことだよ!
「子どもも賢くなって、親の負担も減る」
一石二鳥だよね
ぜひやってみてね👍
今日も最後まで読んでくれてありがとう😊
冒頭に紹介した本はこちら↓
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