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賢くなる!子どもと目的を見つけ解決していく方法

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉




心理学の3大巨塔であるアルフレッド・アドラーがこんな名言を残している

「すべての行動には目的がある」


子どもがイヤイヤと癇癪を起こすのも、何かママにやって欲しいという「目的」があるから。

子どもが「ママなんて嫌い」とわざと言ってくるのは、ママにかまって欲しいという「目的」があるから。

子どもだけではなく、私たちも同じだよね。

自分の行動を振り返ってみても、

子どもにイライラした態度をとるのは「子どもに言う事を聞いて欲しい」という「目的」があるからだったり、

何もしない旦那にイライラして不機嫌な態度をとるのは、家事を手伝って欲しい、感謝の気持ちを伝えて欲しいという「目的」があるから。

全ての人の行動には「目的」が存在するんだな~っと
この本を読んで改めて感じることが多くなったよ。

だから、子どもの目的を一緒に見つけ出し解決していくことで、子どもはやる気をもって、今抱えている課題に取り組んでくれるようになる。

長くなったけど、ここからは2STEPで目的を見つけて解決していく方法を解説していくよ!

STEP1 目的を見つける
STEP2 解決策をみつける

1つずつ解説していくね!

😎STEP1.目的を見つける

目的を見つける方法は

「質問する」こと

どんな質問がいいのか?というと・・・

次のような質問をして子どもと一緒に目的を見つけてみて。

「どんな状態になったら嬉しい?」
「困ってることを教えてくれない?」
「どういう状態になればいいと思う?」

この質問をすると
「こうだったら嬉しい」
「こんな状態だったらいいな」
と理想の状態、つまり目的を話し出してくれるよ。

実際に我が家はケンカをした時によくこの質問を使ってるよ。

兄に叩かれて泣いてくる次男に、次のような質問を投げかけてるよ
「お兄ちゃんとどんな風に遊びたかったの?」
「お兄ちゃんとどんな状態になったら嬉しい?」

すると次男からは
「昔はお兄ちゃんが優しくてうれしかった。昔に戻りたい」
「なかよく遊びたい」
と色々な返答が返ってくる。

そこで親は話をまとめてあげるよ
「昔みたいに楽しくお兄ちゃんと遊びたいんだね」

次男の目的は「楽しくお兄ちゃんと遊ぶ」ということが分かったよ

こんな風に質問を通して、子どもの本来の目的を見つけていくよ!

目的を見つけたら、次は「どうやったら、その目的を達成するのか」解決策を一緒に考えていくよ。

😎STEP2.解決策を見つける

解決策を見つける方法は

ここでも「質問する」こと

なぜかというと、質問して子ども自身が解決策を決めることで、子どもは、やる気をもって実行できるから。

どんな質問がいいのか?というと解決策を見つけるための質問は、次のようなものがあるよ

「どうやったらその状態になれると思う?」
「自分の行動の何を変えると上手くいくかな?」
「今日1つだけやるとしたら何からする?」

これらの質問をすると子どもは「目的を達成するためにどうやったらいいのかな?」ということを自分で考えられる人になるよ。

例えば、さっきの兄に叩かれた次男の例で、この質問を通して解決策を見つけてみると、こんな感じ。

「どうやったら、お兄ちゃんと仲良く遊べるかな?」
とまず質問をしてみる。


すると次のように、たくさん返答が返ってくるよ。

「お兄ちゃんが叩かなかったらいい」
「お兄ちゃんにこれを貸してあげればよかった」
「叩かれたら、やめて欲しいと伝えてみる」

次は子どもに選択させる
「じゃあ、どれからやってみる?」
と子どもに選択させる。

すると、次のような返答が返ってきたよ。
「まずはお兄ちゃんにこれを貸してあげる。そしたら、機嫌が直って優しくなってくれると思うから」

案の定、兄の目的は「弟のおもちゃで遊ぶこと」だったので、このケンカでは仲良く遊べるようになったよ!


まとめ



「なんで叩くの?」
「これ貸してあげたらいいじゃん」
「またケンカ?もうやめてよ」

と親が罰を与えたりして、子どもをコントロールすることは、今回紹介した「目的を探す→解決する」という工程より本当に簡単(子どもが小さいうちは)。

だけど、これでは子どもは何も身につかない。

ちょっと親が工夫するだけで、子どもの思考力・問題解決能力というのはグンとあげることができる!


慣れるまではこの質問するのは少し大変だけど、慣れてしまえば後は勝手に子どもが考えてくれる。

つまり、親の負担が減るってことだよ!

「子どもも賢くなって、親の負担も減る」

一石二鳥だよね

ぜひやってみてね👍

今日も最後まで読んでくれてありがとう😊

冒頭に紹介した本はこちら↓



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