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単価2倍!?100食完売させた思考法

2023年7月 盛政商店のお祭りマーケをやりました。
3週間という短い準備期間で、商品開発から販売まで
やりましたと。

塩と豚とクラフトコーラ

結果どうなった!?

放牧養豚事業をされている盛政さんに誘っていただき
阿寒故郷まつりの支援をさせていただきました。

結果は通常の約2倍の単価の商品を開発し
目標の100食を売り切ることを成功させました。

もちろんメンバーの協力があって(前日はほぼ徹夜でした)
できたことですが、どんなふうに戦略を立てたのか教えます。

何を置いてもまずは目的

事業に関わらず、その事象の本質を見極めることが最も重要です。
今回の目的は認知を広げること。事業開始2年目の
盛政商店の存在を多くの方に知ってもらうことが目的でした。

前提を疑う(マーケターとしての本質)

人間は常にバイアス(先入観)に囚われています。
今回はお祭りというイベントだったのでこれを疑いました。

そもそもお祭りとはなんなのか。人はなぜお祭りに来るのか。
これをさまざまな視点から考えました。
実際にやったもの見せちゃいます
↓↓↓

マインドマップで顧客解像度をあげ、販売戦略を構築

集客分析

前年度の来場者人数を参考に定量分析を行いました。
・来場者数はそもそもどうやって数えているのか?
・果たして正確なのか?
ここでも前提を疑います。

仮説に対しそれらをつなぎ合わせて仮説の精度を上げていきます。

・コロナ明けで前年度より多く人が来るのではないか
・周辺市町村で祭りが被っている影響はないか
・場所はどの位置でどのくらい目立つのか
・開催時間に対しての販売効率はどうなのか
・オペレーションは正しいのか

協力してくれたメンバーも皆さん初参加で手探りの状態
でしたが様々な情報から仮説を構築し商品数量と単価の設定を行いました。

何を届けるのか(WHAT)

商品は豚肉ですが販売しているのは
作り手さん(盛政さん)の想いであり
農場を全部味わってほしいという想いがありました。

農場HPぜひ見てね↓
https://www.morimasa-store.com/

なので語り役を作って、ひたすらに農場の思いを
語ってもらいました。
それを伝えるためのボードも作成しました(写真参照)

盛政農場ストーリーボード



以下省略
・五感を意識した戦術
・人の流れを意識した戦術
・フックはどうやって取るのか
etc…

こと細かに戦略を立てて、全てに意味を持たせ実施しました。
なんでこの結果が出たのか説明できることが重要です。

何よりもよかった点

参加したスタッフたちが最高に楽しめたこと。
かけがえのない経験になったと感じました。

実際に販売をすることから学べることはとてつもないなと
改めて感じることができた。現場の体感価値!
まさに百聞は一見に如かずというやつです。

(経験が何よりも人生の糧になるのでみんなやったら
良いなと思いました)

メンバー写真

終わりになりますが

マーケティング視点を持つことで事業だけでなく
日常にも人間関係にも全てのことに役立ちます!

多くの方に届き、その思いが実現していけば
何よりです!


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