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生殖器系

今回は動画がかなり多め。かつ試験に出たことがないので、男性器については割愛しています。


月経の仕組み

性感染症


・エイズ
感染者数は最新のものではありませんので、ご注意ください。

・梅毒


・クラミジア

https://youtu.be/XuUqeeS3Tx8?si=up6rVpkNVrbrEP7j

・淋菌

・性器ヘルペス

・HPV



過去問

問1
月経に関する記述として適切なものは、次の1~4のうちのどれか。

1 月経前緊張症は、月経前の卵胞期にホルモンバランスに伴って、日常生活に差し障る 下腹部痛やイライラなどの精神症状が現れる。
2 月経困難症は、月経の期間に、下腹部の痛み、腰痛や気分不快感などの症状が強く、 安静や治療を必要とする。
3 原発性無月経は、普通にあった月経が2~3か月以上無く、ダイエットや過度なス ポーツ、ストレスなどが原因で起きる。
4 続発性無月経は、18歳を過ぎても初経を迎えない無月経のことであり、原因として、 子宮や卵巣または膣の発育不全や視床下部などの障害があげられる。

問2
エイズに関する記述として最も適切なものは、次の1~4のうちではどれか。
1 サイトメガロウイルス感染によって生じ、適切な治療により発症を抑えることができることから、早期に発見することが重要である。
2 感染初期は、カリニ肺炎などの日和見感染症を発症しやすくなり、食欲低下、下痢、 低栄養状態、衰弱などが著明となる。
3 無症候期は、感染症に特徴的な症状はほとんどないが、無症候期を過ぎると、発熱、 倦怠感、リンパ節腫脹などが出現し、帯状疱疹などを発症しやすくなる。
4 エイズ発症期は、症状は無自覚の程度から無菌性髄膜炎に至る強いものまで、その程度は様々であり、インフルエンザにも見られる咽頭痛、筋肉痛、頭痛などの症状が出現する。 

問3
次の記述は、ある疾病に関するものである。この疾病の名称として最も適切なものは、 下の1~4のうちではどれか。
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染が発症に関わると言われている。異形成の時期では、無症状のことが多い。
1 卵巣癌
2 乳癌
3 肝癌
4 子宮頸

問4
梅毒に関する記述として適切なものは、次の1~4のうちのどれか。
1 男性器、女性器に痛みを伴う水疱ができ、潰瘍になるものもある。一度かかると治療しても繰り返し再発することがある。女性の場合、妊娠・出産時の胎児に重篤な合併症を引き起こすことがある。
2 男性では排尿痛、尿道不快感、尿道からの分泌物、女性ではおりものの変化や下腹部の 痛みといった症状をきたすことがあるが、感染しても無症状な場合も多い。男性、女性の 双方で不妊の原因になることがある。
3 性経験のある女性の半数以上が一度は感染するとされている。症状はほとんどない。 様々なタイプがあり、一部のウイルスは、性器にいぼができる尖圭コンジローマの原因と なったり、子宮頸がんや膣がんなどの原因になったりする。
4 痛みのない潰瘍が性器に形成され、治療せずにいると全身の皮疹・リンパ節の腫脹、さ らには数年~数十年後には血管や神経の障害等、全身に多様な症状をきたすことがある。 妊婦の感染は早産や死産、胎児の重篤な異常につながる可能性がある。

解答/解説
問1
答えは、2。
1:月経前緊張症は、黄体期の後半(月経3~10日前)に現れる精神的な不調のこと。月経前症候群(PMS)は同じ時期に身体症状+精神症状を現した場合に使われる用語。月経前緊張症という用語はあまり聞きなれないが、「卵胞期に症状が現れる」というのがおかしいと思えたら、正解がわかるだろう。
3:続発性無月経の説明。
4:原発性無月経の説明。

問2
答えは、3。
エイズは、感染初期(急性期)→無症候期→エイズ発症期の順で進行する。
1:エイズの原因は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)による感染。
2:エイズ発症期の説明。
4:感染初期の説明。

問3
答えは、4。

問4
答えは、4。
1:性器ヘルペスの説明。水泡がキーワード。
3:HPV感染症の説明。女性が半数以上感染がキーワード
4:「数年~数十年後には血管や神経の障害等、全身に多様な症状をきたすことがある」は梅毒の典型的な特徴。

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以上。
私は高校生の頃HPVワクチンは子宮頸がんに有効と聞いて、
子宮頸がん検診と混同し、
子宮に注射を打たれるなんていやだと思い、ワクチン接種を拒否しました。
あの時もっとちゃんと知識があれば、正しい判断ができたのにな…と思っています。

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