シマエナガ子

会社員時々専業主婦/ドラマ/映画/小説/エッセイ/テレビ/新聞/犬/猫/テニス/教育/…

シマエナガ子

会社員時々専業主婦/ドラマ/映画/小説/エッセイ/テレビ/新聞/犬/猫/テニス/教育/King Gnu/

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    本を読んで思ったこと感じたこと ネタバレなし

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新一年生の完食指導について

給食の完食指導、我が家も苦しんだ。本当に大変だった。 学校として無理やり食べさせるような方針ではなくても、担任によってはこだわる方がいる。そこに悪意は全くない。「何でもやればできる」と思っている努力家の先生からしたら、がんばれないことが理解できないから。残飯ゼロのクラスは褒められるから。「わがまま」は早めに矯正しないと、クラス運営が成り立たないから。 そして、教室内は密室。子どもか同級生がアピールしないと、誰にも気が付かれない。子どもは親のため、先生のために一生懸命がんば

    • 中高生2人を育てながら感じるイマドキの子たちが持つ爽やかさ

      うちには2人の子がいる。1人は高校生、1人は中学生。同じように育ててきたつもりで、似たような顔をしているのだけれども、性格も食べ物の好みも違う。真逆とも言えるほど違う。子1は甘党、子2は辛党。子1は計画通りに事を進めることを好み、子2はその時々インスピレーションに突き動かされることを好む。そして、子1は生粋のジャニオタ、子2はボカロ好き。夕飯時のアラフォー母は、交差することのない2人の推しの話をひたすらに傾聴する。 そんな対極にいるような子どもたちを育てているのだけど、2人

      • 人がいても構わずルンバかける私vs気にせず寝転がり続ける子、寝たふりをする犬。連休前半戦をのんびりと過ごす。 それにしても「アンメット」良いですね!「アンナチュラル」に出合った時と似た感覚を覚える。生涯心に残り続ける作品になりそう。

        • 読書|益田ミリ「今日の人生3 いつもの場所で」

          単行本:240ページ 読了までにかかった時間:25分 イラストレーター益田ミリさんによる大人気コミックエッセイの第3弾。ささやかな日常の一コマを優しいタッチのイラストで綴る、ほっと一息つきたい時におすすめのシリーズ。 力の抜けたイラストもさることながら、そっと背中を押してくれるような言葉も散りばめられていて、本棚にお守りとして置いておきたくなる。装丁もかわいい。GWの人混みに疲れた方にもおすすめ。 益田ミリ「今日の人生3 いつもの場所で」 ミシマ社 2024年4月11日

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        新一年生の完食指導について

        • 中高生2人を育てながら感じるイマドキの子たちが持つ爽やかさ

        • 人がいても構わずルンバかける私vs気にせず寝転がり続ける子、寝たふりをする犬。連休前半戦をのんびりと過ごす。 それにしても「アンメット」良いですね!「アンナチュラル」に出合った時と似た感覚を覚える。生涯心に残り続ける作品になりそう。

        • 読書|益田ミリ「今日の人生3 いつもの場所で」

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        記事

          久々に地方紙を手に取ってみたら、ペット自慢と譲ります情報が多くて犬猫鳥の写真がたくさん。紙面におけるかわいいの占める割合が高い。

          久々に地方紙を手に取ってみたら、ペット自慢と譲ります情報が多くて犬猫鳥の写真がたくさん。紙面におけるかわいいの占める割合が高い。

          ドラマ|「東京タワー」

          こんなに綺麗な話し言葉のやり取りを耳にしたのは、ずいぶんと久しぶりな気がする。 永瀬廉さんの一歩引いているようで心の中は熱く煮えたぎっている演技と、板谷由夏さんから溢れ出る誠実さと賢さ。両者が合わさることで、非現実的とも思えるほどの美しい間を違和感なくみせてくれる。 江國香織さんの紡ぐ言葉が美しいからこそ織りなせる世界観。売れるフォーマットに流行りの言葉を落とし込んだ作品も多い中で、「美しいものは美しい、ただそれだけ」と言い切る作品だから際立つし惹かれるのだろう。 松田

          ドラマ|「東京タワー」

          ただひたすらに鈴木亮平さんの役作りのすごさを鑑賞する映画だな。それはそれで良し、なんだろう。

          ただひたすらに鈴木亮平さんの役作りのすごさを鑑賞する映画だな。それはそれで良し、なんだろう。

          「もふもふプッシュ」にご用心

          こんなかわいいネーミングで注意喚起になるのかしらと思いつつ、語感の良さが頭から離れないのできっといいネーミング。 ペットの思わぬ行動「もふもふプッシュ」による火災事故に注意だそうです。キッチンは本当に気をつけないと怖い。

          「もふもふプッシュ」にご用心

          古い商店街の本屋に入ってみたら

          「教養としての〇〇」「漫画で読破する〇〇」のキャッチーなタイトルが目に飛び込んでくる。白い書棚のペンキはほとんど剥げてしまって木の色がむき出しで、通路に飛び出たワゴンには本とは無関係な雑貨が売られている。 古い商店街にあるチェーンの本屋。もう20年近く前からその存在に気が付いてはいたけれど、すでに行きつけの本屋がいくつかあったので、なんとなく立ち寄ることがなかった。でも、今日はなんとく中に入ってみないといけない気がして、初めて足を踏み入れてみた。 大股で10歩あるかないか

          古い商店街の本屋に入ってみたら

          新聞|湊かなえ「C線上のアリア」第22回掲載分より

          片付いた部屋を見た時のゴミ屋敷の住民の言葉。美佐がユーチューブで見かけた清掃会社の動画の一コマである。 「頭の中のゴミが片付く」。ゴミ屋敷に至るまでに、きっとたくさんの何かがあったのだろう。どうにもならなくなってしまい、心の中どこかで気持ちを切り替えるきっかけをずっと待っていた。そこへようやく訪れた転期。人生を変えられるかもしれないと思うのも理解できるような気がする。ゴミ屋敷に暮らす弥生さんにも何か事情があったはず。認知症となった今、その転機を自ら待つこともなくなってしまっ

          新聞|湊かなえ「C線上のアリア」第22回掲載分より

          子と一緒にいられるのもあと1年と思うと、つい甘やかしたくなり甘いものを食べに。好きな所に行けば良いという気持ちと、もう少し家にいてもという気持ちと。国内だしそう心配しなくてもいいのだけど、自分の周りは実家通い勢ばかりだったので無駄に心配になる。要子離れ(全ては浪人しなければの話)

          子と一緒にいられるのもあと1年と思うと、つい甘やかしたくなり甘いものを食べに。好きな所に行けば良いという気持ちと、もう少し家にいてもという気持ちと。国内だしそう心配しなくてもいいのだけど、自分の周りは実家通い勢ばかりだったので無駄に心配になる。要子離れ(全ては浪人しなければの話)

          読書|鈴木おさむ「最後のテレビ論」

          単行本:256ページ 読了までにかかった時間:100分 それくらい、今テレビ業界が苦しんでいるということなんだろう。 長きに渡り業界のど真ん中に居続けた人気放送作家による、テレビの舞台裏を綴るエッセイ。連載をまとめたものだそう。「32年間放送作家をやってきた僕からテレビへの遺言」と銘打っているけれども、作家業への未練がないことはないのではと思った。それでもこうした本を出さないといけないくらいに、あの一件以来、テレビを作っていこうと思えるほどの「常に勝負する緊張感」はなくな

          読書|鈴木おさむ「最後のテレビ論」

          noteの自分の文章読み返すと下手すぎて恥→美しく厚みのある文章読みたくなる→本屋行く。読書が進む。結果オーライ。

          noteの自分の文章読み返すと下手すぎて恥→美しく厚みのある文章読みたくなる→本屋行く。読書が進む。結果オーライ。

          もっと素直に先生たちの話を聞いておけば良かった

          ヘブライ語の挨拶「シャローム」という言葉は、「平和」や「安息」を意味する単語なんだけれども、その根本には「無傷、何も欠けてない、ありのままの姿」という状態があるそう。ありのままの姿で一緒にご飯が食べれるとしたら、そこに敵意や恐怖はないはずで、冒頭の言葉にひどく合点がいった。 この話が聞けただけでも、学校に足を運んでよかったと思った。おそらく同じ話を生徒たちにもしているはずなんだけれども‥ 果たして我が子の記憶にはちゃんと残っているだろうかとふと思う。 学生当時の自分は、先

          もっと素直に先生たちの話を聞いておけば良かった

          小砂川チト「猿の戴冠式」三島由紀夫賞候補作に!

          美しい文体からしか補給できない栄養があるとするならば、ぜひこの作品から吸収してほしい。少し難しいところもあるけれども、どっぷりと読書の快楽に溺れたい時に読みたい一冊。 ノミネートおめでとうございます!

          小砂川チト「猿の戴冠式」三島由紀夫賞候補作に!

          ドラマ|「95」

          原作を読んだうえで観た。すごくいい。設定をだいぶ変えているけれども、より1995年の空気感が伝わってきてすごくいい。 高校生にしては貫禄がありすぎるキャストも、それをカバーするくらいみなさん演技力があるし、映像は映画のようにきれいだし、そして何より髙橋海斗さんの演技がすごい。モヤモヤを抱え込んだ停滞男子をやらせたら、本当にうまい。制服を着た後ろ姿からも伝わってくる。時折オードリー若林さんが出てきたような気がしたけど、モヤモヤ男子という点では同じだから問題無し。 そして、ど

          ドラマ|「95」