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読書記録

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記事一覧

読書|高瀬 隼子「め生える」

単行本(ソフトカバー):168ページ 読了までにかかった時間:90分 面白かった!すごく面白か…

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読書|奥田亜希子「ポップ・ラッキー・ポトラッチ」

単行本(ソフトカバー):144ページ 読了までにかかった時間:70分 ある日宝くじで2億円とい…

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読書|酒井順子「清少納言の随筆気質」(「kotoba」2024年春号より)

雑誌「kotoba」に掲載の酒井順子さんのエッセイ「清少納言の随筆気質」が面白かった。 井上ひ…

シマエナガ子
2週間前
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読書|すがちゃん最高No.1「中1、一人暮らし、意外とバレない」

単行本:256ページ 読了までにかかった時間:70分 1人また1人と家族が家を出ていき、突如一人…

シマエナガ子
2週間前
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読書|益田ミリ「今日の人生3 いつもの場所で」

単行本:240ページ 読了までにかかった時間:25分 イラストレーター益田ミリさんによる大人気…

シマエナガ子
3週間前
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新聞|湊かなえ「C線上のアリア」第22回掲載分より

片付いた部屋を見た時のゴミ屋敷の住民の言葉。美佐がユーチューブで見かけた清掃会社の動画の…

シマエナガ子
3週間前
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読書|鈴木おさむ「最後のテレビ論」

単行本:256ページ 読了までにかかった時間:100分 それくらい、今テレビ業界が苦しんでいるということなんだろう。 長きに渡り業界のど真ん中に居続けた人気放送作家による、テレビの舞台裏を綴るエッセイ。連載をまとめたものだそう。「32年間放送作家をやってきた僕からテレビへの遺言」と銘打っているけれども、作家業への未練がないことはないのではと思った。それでもこうした本を出さないといけないくらいに、あの一件以来、テレビを作っていこうと思えるほどの「常に勝負する緊張感」はなくな

新聞|湊かなえ「C線上のアリア」第15回掲載分より

朝刊小説をちゃんと読むのは数年ぶりなんだけれども、ほんの小さなスペースにこんなにも核心を…

シマエナガ子
1か月前
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読書|柚木麻子「あいにくあんたのためじゃない」

単行本:256ページ 読了までにかかった時間:165分(全6話) 全6話からなる短編集。「めんや…

シマエナガ子
1か月前
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読書|早見和真「95 キュウゴー」

文庫本:368ページ 読了までにかかった時間:210分 ドラマ化が発表されて以降もなかなか入荷…

シマエナガ子
1か月前
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新聞|湊かなえ「C線上のアリア」

自分の未来だけを考えて生きていける時間は案外短いのかもしれない。良い悪いは別として。 湊…

シマエナガ子
1か月前
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読書|津野青嵐『「ファット」な身体』(「文學界」2024年4月号より)

看護師としての勤務経験もありながら、アーティスト・ファッションデザイナーでもあり研究者で…

シマエナガ子
1か月前
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4月からの朝日新聞連載小説は湊かなえさん!!「C線上のアリア」 介護がテーマのミステリーだそう どんな物語になるのか想像できない。楽しみ

シマエナガ子
2か月前
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読書|角田光代「方舟を燃やす」

単行本:432ページ 読了までにかかった時間:300分 大切な存在を守るため、正しい道を選び信じて尽くしてきた。そのすべてを拒絶された時の絶望といらだち。想像するだけで苦しい。そして相手を思うがゆえに、周囲との軋轢が生じてもなお自分の選択は正しかったのだと思いこんでゆく。 大切な命を守るためなら、およそ科学的ではないことを信じることだってあるし、信じていないと生きていけないこともある。 昭和から平成、令和へと幾つもの大災害と大事件を経て、社会も人々の価値観も変わってきた