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読書記録

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ネタバレなし
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記事一覧

新聞|湊かなえ「C線上のアリア」第87回掲載分より

初対面の相手なのに、介護に疲れているという共通項でどこか親近感を覚える美佐と菜穂。 2人…

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読書|真梨幸子 「教祖の作りかた」

単行本:308ページ 読了までにかかった時間:135分 読み終えて本を閉じた時、手のひらが真っ…

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読書|武田 砂鉄 「べつに怒ってない」

単行本(ソフトカバー):272ページ 読了までにかかった時間:100分 低気圧に振り回されたこ…

シマエナガ子
1か月前
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読書|高瀬 隼子「め生える」

単行本(ソフトカバー):168ページ 読了までにかかった時間:90分 面白かった!すごく面白か…

シマエナガ子
1か月前
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読書|奥田亜希子「ポップ・ラッキー・ポトラッチ」

単行本(ソフトカバー):144ページ 読了までにかかった時間:70分 ある日宝くじで2億円とい…

シマエナガ子
1か月前
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読書|酒井順子「清少納言の随筆気質」(「kotoba」2024年春号より)

雑誌「kotoba」に掲載の酒井順子さんのエッセイ「清少納言の随筆気質」が面白かった。 井上ひ…

シマエナガ子
1か月前
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読書|すがちゃん最高No.1「中1、一人暮らし、意外とバレない」

単行本:256ページ 読了までにかかった時間:70分 1人また1人と家族が家を出ていき、突如一人暮らしをする羽目になった中学生12才。しかし、そこで彼の脳内を巡るのは、悲壮感ではなく、この境遇を「ちょっとカッコいい」かもと思ってしまうポジティブさ。 これはもう、親父さんからの遺伝で間違いない。自分勝手で気まぐれで、でもカッコ良くてモテる親父さん。エピソードはどれもはちゃめちゃで、だいぶ面倒くさそうなキャラクター。 そんな破天荒な父親の元に生まれ育った物静かな直人少年が、

読書|益田ミリ「今日の人生3 いつもの場所で」

単行本:240ページ 読了までにかかった時間:25分 イラストレーター益田ミリさんによる大人気…

シマエナガ子
2か月前
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新聞|湊かなえ「C線上のアリア」第22回掲載分より

片付いた部屋を見た時のゴミ屋敷の住民の言葉。美佐がユーチューブで見かけた清掃会社の動画の…

シマエナガ子
2か月前
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読書|鈴木おさむ「最後のテレビ論」

単行本:256ページ 読了までにかかった時間:100分 それくらい、今テレビ業界が苦しんでいる…

シマエナガ子
2か月前
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新聞|湊かなえ「C線上のアリア」第15回掲載分より

朝刊小説をちゃんと読むのは数年ぶりなんだけれども、ほんの小さなスペースにこんなにも核心を…

シマエナガ子
2か月前
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読書|柚木麻子「あいにくあんたのためじゃない」

単行本:256ページ 読了までにかかった時間:165分(全6話) 全6話からなる短編集。「めんや…

シマエナガ子
2か月前
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読書|早見和真「95 キュウゴー」

文庫本:368ページ 読了までにかかった時間:210分 ドラマ化が発表されて以降もなかなか入荷…

シマエナガ子
2か月前
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新聞|湊かなえ「C線上のアリア」

自分の未来だけを考えて生きていける時間は案外短いのかもしれない。良い悪いは別として。 湊かなえさんの新連載「C線上のアリア」。中3の夏に両親を亡くした女性が、かつて預けられていた叔母の家「みどり屋敷」を久々に訪れるところから物語はスタート。 ゴミ屋敷を片付けるネット動画が執筆を後押ししたそう。介護をテーマにしたミステリーということで、すでに不穏な空気が漂う初回。何かが起こるのは間違いない。ドキドキです。本日朝日新聞にて連載開始。