見出し画像

詩的創作エッセイ①「おしまない」

わたしに出し惜しみは無い。
自分の文なぞ惜しくは無い。
いつ無くなっても後悔はしない。

芥川賞作家の今村夏子の作品が好きだ。
小説なのか、何なのかよく分からない得体の知れなさ。時を忘れるどころか、活字を読んでいることすら忘れる。あの、心地よい気味悪さ。

商業的な小説には「万人向け」では無いものが存在する。意外とアマチュア作家のほうが、ベストセラーの匂いがすることもある。相手がプロであろうと、一般の読者であっても「読んでスカッとする」ものではないと世の中には出してはいけない、と思う。

だからこそ、いつもワタシ自身に対しても厳しく常にハードルを上げて「面白さ」にはこだわっている。それが無くなったら、書くことを自分は辞めなくてはと思う。

一言一句に魂を込めて。
いつも読者目線で。

自分の文なぞ惜しくは無い。
なぜなら、読者あっての作品だから。

読者の方々あっての「ワタシ🟰作品」です。

最後までお読み頂きありがとうございました。
いつも、ありがとうございます。

【了】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?