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リハビリと教育

 note活用者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 株式投資の相場が全くわからないREKOHです。

 私の子供が小学校に行くようになり、登校の仕方、荷物の量、時間割、宿題の出方、休みの取り方、連絡手段など、随分と私が小学生の頃と比較すると教育の仕方が変化したんだと実感することが多くあります。それは小学校に限ったわけではなく、我々リハビリの現場あるいはリハビリの学校においても変化しているのです。老害になるかもしれませんが、良くない変化の方が多い印象があります。ただし、学生と関わる業務に約5年関わっていないので、やや古い意見になりますのでご了承ください。ますます老害と言われますね‥。

 では、今回も端的にタイトル回収にいきましょう。

リハビリと教育 

○リハビリ学校での変化

 リハビリ学校に行くとある段階で現場に出向き医療、介護の組織形態や患者さんと関わる実習という単位を取得する必要があります。今回は実習に着目し記載させてください。

 私の時代では、学校で得た知識、技術を指導者のもと、ひたすら実践し、フィードバックしていただき、さらに実践するという繰り返しを行ってきました。盗める技術は盗み、寝る時間を削られながらレポートを作成する日々でした。もちろん良し悪しあります。

 現在は指導者のやり方を模倣出来れば合格といったラインになっています。レポートは時間過多になるので原則なし。ディスカッションで考えを聞いて擦り合わせをしたり、論理的に間違ってなければOKだったり。もちろん良し悪しあります。

 ただ、【リハビリと誠実さ】の記事で書かせていただいたのですが、『人の人生を左右する』職業と肝に銘じているので、実践経験をできるだけ早く、たくさん積む事でしか精度は高まらないと感じています。そんなに甘くはない世界です。

○現場での変化

 一般的な病院などでは後輩、新人はたくさん入職してくれます。そして、なんとか1人前になれるよう、日々指導者と共に切磋琢磨してくれてると感じます。
 ただ、この業界、経済的にはお世辞にもいいとはいえません。以前の【リハビリ職って稼げる❓】の記事にも書かせていただいたように。ですから40代以上のセラピストはあまり病院では見かけなくなります。さらに、少しでも経済的に豊かになりたいと思っているセラピストは独立、起業したり、歩合制率の高い在宅診療の分野に移行することが多いです。これは中年層でも若手層でも一緒です。特に若手層が増えてきている印象です。 
 つまり、数少なくなる生え抜きの若手に高難易度を要求しなければならず、その知識を早急に身につけていただく必要性があります。もちろん指導する中堅者たちが道標になるべきです。

 現場に出てからではなく、学校教育ひいては実習の段階から積極的に関わっていく方針になればいいなぁと思っています。


 現代ではいろいろとコンプライアンスの問題とかで教育、指導のあり方が変化していると思いますが、必要な事は必要な事なので、前向きに取り組んでいって欲しいと願っています。

 では、ここまで読んでいただいたnote活用者の皆さまありがとうございました。少しでもヘェ〜とかそうなんだぁと思えることがあれば、スキ、フォローをお願いいたします。

 まだまだリハビリの世界は世に知られていないことがたくさんありますので、少しでも多くの方とシェアできればいいと思っています。

ありがとうございまた。REKOH




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