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夏の日の話し!! その②



※この物語は過去に書いたものです!!



それからしばらくすると、海の家の方が賑やかになって来た。


俺とTakaも車から出て、他の車に乗ってた仲間に声かけて、海の家に行って水着に着替えた。


Masaはもうすでに着替えて、自前のゴムボートに空気を入れてた。


俺達は何時ものように、海の沖の浮き【これ以上危険】の目印の向こうにテトラポットが積み込まれてて、そこまで泳いで行く事を決行した。



どこの海行ってもバカな俺達は何時も恒例のようにやってた


で、みんなで泳いで、ひーひー言いながらその、テトラポットにたどり着いた。


泳ぎがあまり得意じゃないMasaは、ゴムボートで俺達を追いかけて来てた。



テトラポットで、息を整えた俺達はMasaがいない事に気づいた。



周りを見渡すと、テトラポットの途切れた所からまだ沖へとMasaを乗せたゴムボートが流されてた。


「オーーーーーイ、助けてくれーイェイイェイ!!」
と叫んでた。


と同時にエンジン音が近づいてきた。


そう、レスキュー隊のボートがすっげー勢いでやって来て、Masaを救出してた。



ついでに俺たちも呼び出された。


あっ、俺達はね泳いで戻ったよ!!


レスキュー隊の事務所で、散々説教されてたが、Masaが俺の横でこそっと俺の尻をつねって、笑いをこらえてた
「イッテー!」と思いながら俺はその痛みにこらえながら、そのままではいられない俺は、Masaの尻を鷲掴みにして力を込めた。


もう、レスキュー隊の方が何を言ってるのか解らない。



そしてここから俺とMasaの勝負が始まった。
お互い声を殺して、平然を装いいかにもレスキュー隊の話しを聞き、反省してる素振りだったが、裏ではバトルが繰り広げられてた
あまりの痛さに俺は顔をしかめた。



レスキュー隊の方が「どうかしましたか?」って聞いて来て「いいいいいいや、いやいやおやべべべ別に何でもないです!」と必死で答えた。
負けじと俺は、Masaの尻を鷲掴みした手に、指に渾身の力を込めた。



限界に達したMasaは、「イッテーーーーイ!イェイイェイヒイェーイ!」
と叫んでたその場でのたうち回っていた。



そう、俺の勝ちが決まった瞬間だった。



だがしかし、俺の尻も既に悲鳴をあげていた。
結局、レスキュー隊の方が言ってた事は何も解らないままだった。



そのあとMasaの様子がおかしかった。
「俺もう、動けねーーー!マジ、ヤッベーーー」


青ざめた表情で「ヤッベーーー!💩」



思わず俺達は「出たか?!!」って恐る恐る聞くと「でそーーーだ!💩、腹いてーよ!」
って苦しんでて、でもそんな必死なMasaを見て、俺達は笑いを必死でこらえたけどこらえ切れずに、爆笑してしまった。



もうね、しょうがないからみんなでMasaを運んだ、海の家のトイレまで!!


「ここで出すんじゃねーぞ!!」
とか言いながらね!!



トイレに入ってしばらくして、Masaがスッキリした顔で出てきた。


海の家のトイレではお決まりの、跳ね返りをもらったMasaは、「ちょっと、尻洗ってくるわ!」って言ってシャワー室に行った。


そして、Masaは何も無かったかのように笑顔で出て来て、「よーーーーーし!! 海行くぞ!!」
って又、海に向かって走って行った。



又、何故かふり◯んだった。


そして海に飛び込んで行った。


やっぱりMasaは、凄かった。


飛びきりのアホだと思い知った。


それからしばらく、Masaの尻には俺の手形が、俺の尻にはMasaの手形がくっきり残った。


そんな夏の日の話しでした。






終わり





【笑顔STA日記部】








笑顔!!


STA!!





















by
Merryhiro

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