デビルマン仕様の鋲ジャンを作れっっ！！！！
ギリギリ週一投稿。龍垣です。今週はバタバタしておりまして、全アルバムレビューなんてできる訳ありませんでした。楽しみにしてもらっている一分のファンの方々、勘弁丸です。
noteっぽいnoteも適度に上げねばとかいう言い訳はさておき。
さて、私はこの前初めて永井豪先生の『デビルマン』という漫画を読みましてね。
そらあもう今まで漫画を読んだ中で受けた衝撃なら、ダントツのイカヅチをくらったのでございます。音楽で言うとキング・クリムゾンの｢21世紀の精神異常者｣並の爆裂的原体験でした。
デビルマンがおもろ過ぎて。
少年漫画を読んでいれば読んでいるほど展開が読めなくなる稀有な漫画で、後の少年漫画群が作り上げたお約束など、｢デビルマン｣に破壊される為にできたフリとしか思えないくらいの気持ちいい掟破り。
それだけじゃない。少年漫画、ダークヒーロー。グロ描写、SF、宗教、性。私の好きな要素が複雑に絡み合って、美しい列を成しているではありませんか。
展開は70年代のザ・少年漫画から
攻めてる青年漫画に気付けば変わっており、
その中でじわじわとSFが強くなり、
その物語は始まる前から神話だったと気付かされ、その全てをBL芸術が包み込む。
はあ！？そんな滅茶苦茶しておもろい訳ないだろ！！主旨が一貫しとらんじゃないか主旨が！
ところがどっこい何度読んでも完璧な流れなのです。進撃の巨人だって編によって趣は違いますが、ブレているとは感じなかったでしょう。
設定から世界観から各登場人物の心の小さな動きまで描ききっているのです。
当然今まで読んだ漫画で面白かったランキングはぶっちぎりで｢デビルマン｣が一位になりました。これからは何か勧められてもそれ｢デビルマン｣よりおもろいの？おじさんになりそうです。
3〜5巻程度(バージョンによって違う)なので、すぐにでも古本屋に出向いて読むべき、国宝級の作品です。そんな感動を私は物にしたいなと思いました。
そこで白羽の矢が立ったのが、昔セカストで買っといた、きったねえ安い赤革ジャンです。
どげんかせんといかん。
2000円でした。
このサイズとダメージ具合、装飾の多さからは有り得ない値段です。恐らくなんとも言えん赤色が大減額ポイントでしょう。マイケル・ジャクソンしか似合わん赤だったもんですから。
さてさてこの赤い革ジャンをデビルマン仕様にしようと決めると色々閃きました。
漫画版がクソ面白くて、アニメ版がクソおもんないというのはさておき、どちらも尊重したデザインにしよう！
と。
漫画版は聖典で、あのぐにゃぐにゃ感は勿論魅力的。そしてアニメ版のぴちっとしたデビルマンは世間にこの作品が普及するために必要だったと思いますし、クセになるデザインも秘めてます。
漫画版
アニメ版
がそれぞれ良いなと思い、これを活かしたデザインにすることに決定。まずはどちらにも共通する黒色を塗っていきます。
なんかこれだけでもいい感じです！
さあ、ここからもっと段階的に写真を撮っていればよかったと後悔するのですが、なんと大胆に緑色を入れて、黒色部分を増やし、ちょびっと鋲を打ちました。
だいぶデビルマンですが、まだまだ物足りない！本格的に指を痛めながら鋲を追加します！
さあここでかなり行き詰まります。バックが寂しく、“DEVIL MAN” と文字を入れたいのですが、失敗が怖くてなかなか挑戦できませんでした。
ミスったああああああああああぁぁぁ！！！！
下書きをしてしまったばかりに筆で字が太くなることを考えておらずこんなギチギチに！！！
なんとかなんとか削り取ってこの文字を消すことには成功しました。
そして気づくのです。描いた直後なら歯ブラシで簡単に絵の具が取れちゃうことに。
セロハンの上から練習したあと、早速とりかかってようやく……
でけた〜〜〜〜〜〜！！！！
文字入れは右上にかけて斜めに書くことでなんとか終焉したのでした。及第点及第点。
いやあ、DIYって死ぬほど楽しいですね。
鋲をまた仕入れなきゃなりませんが、
次は｢ふたりはプリキュア｣の鋲ジャンを作ろうと考えています。これは苦難を極めそうです。
またなんか作ったら報告します！
ババンババンバンバン！！歯磨けよ！！
また来週〜！！
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