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アンガーマネジメントはうまくいかない

ふわふわの盾で自分を守ってる


なんとなく真面目にものを喋らないように、ふわっと聞き取ってもらえるようなコミュニケーションの仕方を身につけた。
身に付けたくてこうなったっていうよりは、これが楽で私らしくて、なんと言っても傷つくことがあまりないからだ。
こんな私を受け止めてくれる人は、大概私のことを心から信頼してくれて、リスペクトとまでは言わなくても「かわいいな」くらいは思ってくれてる人で、だから、素の私をだせてる。
でもこのコミュニケーションの取り方は、相手が攻撃してこないことが前提にある。
これが問題。


考え直すと、防御というより私が一方的に信頼してるから成り立っているように見えているだけだ。

私が実際の盾を持っているわけじゃない。

言わば、コミュニケーションをとっている相手と私だけに見えてる、雲のようにふわふわな蜃気楼がそこにあるだけ。

だから、相手が感情むき出しの矢を放てば、無防備な私に、生身の私にそのまま深く突き刺さる。

その矢から自分が思ったよりもだいぶダメージをくらっていたみたい。想定外だった。
これくらいのストレスなら耐え抜けていると思ってた。でもだいぶくらってた。
今日それが飽和しただけ。
涙になって溢れただけ。
怒りが涙になれるなんて知らなかった。

こんな子供じみた自己表現しかできないのか。とも思った。
我慢して、剥き出しの嫌悪感を見て見ぬ振りをして、耐えしのいで、自分のストレスを暴発するまで貯めて。


いまはもう殴ってやりたいけど。
私のこと不幸にしといて一人前に笑うな。

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