毎日やってた〇曜ロードショーは、感性の訓練場だった!
幼少の頃知らず知らずの内に影響を受けていた音楽紹介最終日です。
本日も特定の人ではなく分野。
それは映画音楽です。
私が子供の頃は映画が本当に娯楽でした。
我が故郷岐阜県大垣市という小さな町なのに、映画館が日活まで入れると9館もあったんです!
特にお世話になったのがテアトル国際という、B級映画を二本立てでやってくれてた映画館はホントよく通いました。
でも映画館は当時子供でも800円位したので、早々は行けない。
なのでTVの映画はかぶりつく様に観てました。
当時毎日何処かのチャンネルで〇曜ロードショーというのがやってました。
大手民放は21時~のゴールデンタイムに。
TV東京や怪しい作品は日曜の昼や、深夜にやってました。
正直気になるのは総て網羅してました。
まだビデオがない時代だから、ラジカセで音声だけ録音して聞いた映画もあった位です(お馬鹿)。
そんな中影響を受けた映画音楽作品を幾つか紹介します。
ピンクパンサー(1963) ピーター・セラーズの惚けた演技とアニメのピンクの豹。夢中で観た記憶があります。作曲はヘンリー・マンシーニ。
大脱走(1963)チャールズ・ブロンソン ジェームズ・コバーン スティーヴ・マックイーンという豪華メンバーでの脱走劇。今聞いてもワクワクする音楽です。ミッチ・ミラー作曲です。
卒業(1968)言わずと知れたサイモン&ガーファーンクルの名曲を使ったエンデインング。バスの中の二人の顔が幸せなのかそうでないのか微妙な点が子供心に悩んだだよな~。
ゴッドファーザー(1972) 名匠ニノ・ロータ作曲。一族の血のつながりを濃く感じさせる壮大なメロディー。何故か哀しくなります。
007のテーマ(1962)未だにシリーズ化され、この曲が使われているというのは本当に凄い事。スパイと言えばジェームズ・ボンド。そしてこの曲という定番化したのは凄い事でした。
スティング(1973) ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォード。そしてジョージ・ロイ・ヒル監督コンビ。名作(明日に向かって撃て)も素晴らしいけど、大ドンデン返しというのを人生で初体験したこの映画は強烈に印象に残ってます。スコット・ジョプリン作曲。
その他にも(男と女)(燃えよドラゴン)(荒野の七人)など、キリがない程影響を受けています。
今やTVのロードショウはヒット作品しかやらなくなったけど、昔は未公開作品や超B級作品もよくやってくれました。
突っ込みながら観るのも楽しかったな~。
今やそういう作品はレンタルで観るしかないですね。
不思議と借りて観ると怒れるんです(100円でもね)。
音楽だけでなく映画自身もどっぷり嵌り、学生時代はレンタル屋でアルバイトし無料で観て、観るものが無くなったら別のレンタル屋に移るという、今から思えば鬼畜の様な行動をしてました。
あれから30年以上経ちましたが、未だに年間150~200本は観続けている生活です。
本日を持ちまして幼少の頃知らず知らずの内に影響を受けていた音楽紹介を終わります。
後二日程本筋とは関係のないベストテンなどやって、再スタートします。