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誰が呼んだか知らないが、女版トム・ウェイツとは私の事

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第34弾!

「Goodbye&Good Luck」 Barbara Lynch

1998年発売

本日紹介するバーバラ・リンチという女性SSWも知ってる人は少ない存在。

36歳という遅咲きデビューで、デビュー前はクラブやホテルで弾き語りの仕事をしていたそうです。

そんな経歴とガラガラ声から、誰が呼んだか知らないですが、女版トム・ウェイツと呼ばれていました。

本家は既に紹介済み。

当時こういうキャッチフレーズを使った新人が沢山登場した時代。

しゃがれ声で酒場やクラブを想像させる新人には、トムの名前がよく引き合いに出されてました。

そしてそれにマンマと引っかかって買っていたのが私です(笑)。

大半は何処が?という内容でしたが、今作は(成程)と納得させられる出来栄えだったので当時よく聞いていた一枚です。

ソングライターとしての資質も感じるし、嗄れ声も味がある。

そしてアイランド時代のトムを感じさせる、大道芸人風アレンジの曲も数曲あり、良い意味での雑踏感が気持ち良いです。

10年後くらいにセカンドアルバムを出して以降音沙汰がないのは残念なアーティストの一人です。

音楽で食っていくのはホント難しいですね。

皆様にはトム風アレンジのこの曲を。

https://www.amazon.ca/Goodbye-Good-Luck-Barbara-Lynch/dp/B00000J9WC



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