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原点回帰したシンプル・イズ・ベストの遺作

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第77弾!

「The Way of The World」 MOSE ALLISON

2010年発売

本日紹介するのは以前noteで彼のトリビューとアルバムを紹介した、モズ・アリソンというピアノ弾き&SSW。

トリビュートが作られる位、多くのミュージィシャン達に尊敬され、転がるピアノはホント彼の独特の奏法でワン&オンリーです。

今作をプロデュースしたのが才人ジョー・ヘンリー。

こちらも既に紹介しております。

本人のアルバムも凄いんだけど、プロデューサーとして凄い!

特に旬を過ぎたベテランを引っ張り出し、再び脚光を浴びさせるのに手腕を発揮します。

ジョーが居なかったら、恐らくこのアルバムは無かったと思う。

そして今作の5年後に89歳でモズは亡くなり、遺作となりました。

遺作に相応しい名盤です。

基本モズのピアノと唄がメインで、後はそれらを邪魔しないシンプル・イズ・ベストの楽器が入るだけ。

決して上手くはないけどアジのある歌声で訥々と唄う感じは、ベテランの余裕を感じさせます。

モーズは一応JAZZピアニストというくくりに入るんだろうけど、意外とロック系のミュージィシャン達に人気があるだよな~。

12曲36分というこれまたシンプルな演奏時間。

ジョー・ヘンリー本当に良い仕事しました。

噛みしめる様に聞いてみてください。

皆様には全曲上がってたので紹介します。


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