昨今では珍しい9人組のスウィング&JAZZバンド
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第39弾!
「Bedlam Ballroom」 SQUIRREL NOT ZIPPERS
2000年発売
本日紹介するのはSQUIRREL NOT ZIPPERS(スクウィーレル・ナット・ジッパーズ)という9人組のアメリカのバンド。
長いバンド名はピーナッツ・キャラメルのお菓子の名前だそうです。
日本で言えばスニッカーズみたいなもんですね(笑)
歴史的に振り返っても、大所帯のバンドは中々継続が難しい(そもそもバンド自体が長く継続できるのは一握り)。
金銭面でもそうだし、人間関係、そして本当にやりたい音楽の趣味も、中々長い事一致するのは難しいんですよね。
私も若い頃からいくつもバンドを組んだの、継続してやることの難しさは痛感してきた。
なので2000年代に9人組のバンドが存在しただけで感動ものです。
今作は五枚目にして日本で初めて紹介された一枚。
ジャンル的にはブラスを活かしたスウィング&ジャズをメインに、ジプシー音楽の要素もあったニューオリンズぽい曲もあって中々賑やかでワクワクする音楽です。
これぞ9人メンバーがいる良さが良く出ています。
ボーカル&ギターの男性フロントマンと女性コーラスの二枚看板ボーカルと言うのも聞いてて飽きなくていいです。
冒頭に心配した通り、今作でアルバムが最後になってしまった。
残念、と思ってたら20年後の2020年に新しいアルバムを出したました。
何があったんだろう?
フェアーグランド・アトラクションも、今年突然の再結成LIVEがあったので晩年になるとやり残した何かを取り戻したくなるのかもしれないですね。
何にせよ打ち込み全盛の世の中に生音バンドが復活してくれるのはオジサンとしては大歓迎です。
皆様にはどこか懐かしいオールドスウィングジャズのこの曲を。