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気だるさが持ち味のジャズ・シンガー

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第71弾!

「timbre」 林夕起子

2007年発売

本日紹介するの日本人ジャズボーカリストである(はやし・ゆきこ)という存在。

単体の名前ではピンと来なくても、元ショーロ・アズールのボーカリストと言えば、何人かは気づかれるんではないでしょうか?

脱退後に出したのが、今作であるソロ作にしてカバー集です。

選曲はこんな感じです。

1.I think it's going to rain today (Randy Newman)
2.Astroboy -and the proles on parade- (The Buggles)
3.Blackbird (The Beatles)
4.Martha (Tom Waits)
5.All tomorrow's party (The Velvet Underground)
6.Show me (Dislocation Dance)
7.Dear God (XTC)
8.Revin Cherie (Fernando Saunders)

中々ツウ好みの選曲です。

今作は三人のプロデュ―が夫々持ち味を発揮しています。

一人は渡邊球磨(元コンボピアノ)、二人目は才人ブランドン・ロス、ラストは中島ノブユキ(UA×菊池成孔やゴンチチのプロデューサー)です。

才人達が集結して記念すべき彼女のファーストソロアルバムを作り上げました。

決して派手さはないけどジャズ以上ポッポス未満の、ワン&オンリーの世界観を作り上げています。

残念ながらYouTubeに今作の映像&音源は無かったです。


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