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特大アフロが印象的なソウルジャズの先駆者

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介番外編。

あーまた大好きなミュージィシャンが亡くなってしました。

MARLENA SHAW (マリーナ・ショウ) 84歳

娘さんのSNSで亡くなった事が世間に公表されました。

私が彼女の存在を知ったのは通っていた中古レコード屋さん。

丁度ジャズやソウルに嵌り出した頃で、お店の人に勧められて聞いたのが彼女の名盤。

「WHO IS THIS BITCH ANYWAY?」という1975年に出た一枚。

タイトルにイキナリ(BITCH)という言葉が入っている問題作(笑)

当然まだLPしかない時代で、インパクト大のジャケに驚きながら聞いた事を思い出します。

針を落とした瞬間、音が出るかと思ったら英語の会話から始まります。

これがまた結構長くて(笑)やきもきして居たら超ファンキーな演奏が突然始まります。

おーと声が出る位カッコいいんです。

タイトルは(street walkin' woman)と言います。

ファンク・ジャズ・ソウル総ての要素が詰まったドンピシャの好みの音楽でした。

メンバーもチャック・レイニー(B) ハービー・メイスン(Dr)の鉄壁なリズム隊に、ラリー・ナッシュ(Key)とデヴィッド・T・ウォーカー(G)の二人が色を付けていきます。

他の曲もファンキーだけでなく、AOR的美メロの曲や、ラテン風味の曲もあり飽きさせないです。

90年代に入ってからは名前も聞かなくなり、私自身も存在を忘れていた状況でした。

しかし、若い世代のDJやダンサーが彼女の音楽の良さに再び光を当てていて、クラブなどではヘビーローテーションされているそうです。

名曲は時代を超えますね。

RIP。

皆様にもぜひこの曲を聞いて貰いたいです。


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