裏街道を突っ走る孤高のジャズパンクバンド
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第60弾!
「Let’s Get Lost」 勝手にしやがれ
2007年発売
本日紹介するのはジャズパンクという分野を作り上げた(勝手にしやがれ)というバンド。
日本のブラスユニットで言えば、表を走るのがスカパラだとしたら、彼らは完全に裏街道。
でもそれが私には嵌るんですよ。
初めて存在を認識したのはボーカル&ドラムの武藤昭平のソロの映像。
安全地帯の名曲をフラメンコチックにアレンジし、しゃがれた声で唄う姿にノックアウトされたんです。
勿論フラメンコギターを弾いているのが、先日紹介した沖仁。
直ぐに調べるとバンドを組んでいて(勝手にしやがれ)という存在を知りました。
一気に全アルバム聞いたんですが、どれもカッコいい!
ブラスアレンジされた曲がカッコいのは当然だけど、退廃的な歌詞も凄かった。
どのアルバムを紹介しようか迷ったんですが、初めは聞きやすい方がいいかな?と思い、結成10周年記念で出したカヴァー・アルバムである今作を選びました。
ジャズのスタンダードメインに、愚か者(ショーケン)・出航(寺尾聡)スローなブギにしてくれ(南佳孝)など、幅広い選曲です。
ジャズの超名曲(帰ってくれたら嬉しいわ)には、ゲストボーカルで中島美嘉も参加しております。
どんな曲をやっても彼ら色に染め上げるのは流石です。
皆様には寺尾聡のカバー曲を。
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