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三枚目で要約華咲いた新星ブルーノートの男性SSW

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第68弾!

「last days at the Lodg」 amose lee

2008年発売

本日紹介するのはブルーノートからデビューした期待の新人男性SSWエイモス・リーのサードアルバム。

ジャズだけでは売り上げがジリ貧になってきたブルーノートを立て直すために、ブルーノートは新しい試みを繰り返します。

その中の大成功が2002年発売のノラジョーンズでした。

ノラのヒットを受け、男性版のノラの様な存在を作ろうと企画されたのが本日紹介するエイモスでした。

なのでデビュー作は、ノラのバンドのベーシストであるリー・アレクサンダーがしております。

中々良いアルバムでしたが、それ程のヒットには至らず。

そこで呼ばれたのが当時のヒット請負人ドン・ウォズでした。

今作はドンの手腕で、エイモスのオーガニックな部分だけでなく、ロック色も引き出され、彼の個性の良く出た名盤だと思います。

これらの成功を買われ、ドンは2012年ブルーノートの社長に就任します。

そういう意味ではドンの社長就任の切っ掛けになった一枚かもしれません。

先程も言いましたが、持ち味のファルセットを多用したオーガニックな曲は相変わらずの美メロだし、アコースティックギターをかき鳴らすブルージーな曲もカッコいいです。

オーガニック好きだけでなく、ROCK好きにも聞いて貰いたい一枚です。

皆様にはオープニングの一曲を。



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