灰人_haijin

白と黒の間にあるものをできるだけ見つめていくので灰人です。 どれだけ真剣にものを考えた…

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白と黒の間にあるものをできるだけ見つめていくので灰人です。 どれだけ真剣にものを考えたところで、いつか灰になるので灰人です。

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ジャック・アタリ「愛の歴史」

以下は単なるメモ。 前書き的な部分。 何を指しているのか不明瞭な部分もある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一般にオスはメスの単なる受胎の道具にすぎず、役割を果たすと消え去る。 もっと進化したある種の動物では、オスとメスは互いに役割を補いあう。 それからオスがメスを支配するようになる。 一般に両性の結合は、偶然に左右される一時的で機械的なものである。 それは食べたり眠ったりするのと同じように、なにものも制御できないような欲求の表現である。 その

    • 「性格が悪い」

      「誰からも好かれない」などと配偶者から言われた。 そういうことを面と向かって人に言える人の性格はいいのか悪いのか、と後で思ったがまだ言っていない。 人から何か言われたときは、言い返すと戦争が長引く。 だから何も言い返さない、という判断がある。 その一方で、「何も言わないから理解されない」という風に批判されることもある。 結局他人というのは、何を言っても気に食わないのではないだろうか。 他人というのは、僕をタコ殴りにするために存在するのだろうか。 よくわからない。 いつ

      • マッチングアプリの女

        のプロフィールに書いてある言葉には、ほとんど意味がない。 と考えている。最近。 まず、大前提として、言葉は現実と一致しない。 そのため、書かれた言葉は、女自身の欲望と一致していない。 また、女自身が、自分の欲望を理解していない。 高い解像度で見つめていない。 もしくは、あるいは、なおかつ、 高解像度で見つめることができていたとしても、手持ちの言葉が追い付いていない。 「結婚を前提に、真剣に交際できる方を探しています」 「将来を考えられる方を探しています」 「ヤリモク、既

        • バカな社員などを見ると、

          殺したくなるわけだが、俺は何人目の容疑者なんだろうと考える。 ほかにもきっとこいつを殺したいやつがいて、そういうやつらはみんな犯人の候補なのだ。 この中の誰が彼/彼女/?を射止めるのだろう。 そう考えるとドキドキする。 犯人になりたいような、なりたくないような複雑な気持ち。

        ジャック・アタリ「愛の歴史」

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        • スプラ3低レート帯戦記
          4本
        • 人の記事
          1本
        • 参考文献
          0本
        • 映画感想
          8本

        記事

          ひろゆきはなんとなく氷河期世代の憎悪を背負っている(もしくはふりをしている)感じがある。彼らを捨て石にした日本社会を愚弄することが復讐になるのかもしれない。ひろゆきにとって切実なものはどれくらいあるのだろうか。特になくて、ひろゆき自身はビジネス復讐なのだろうか。

          ひろゆきはなんとなく氷河期世代の憎悪を背負っている(もしくはふりをしている)感じがある。彼らを捨て石にした日本社会を愚弄することが復讐になるのかもしれない。ひろゆきにとって切実なものはどれくらいあるのだろうか。特になくて、ひろゆき自身はビジネス復讐なのだろうか。

          職場に来ると、仕事、職場、人間関係について考えることが止まらず、仕事そのものはほとんど手につかなくなってしまうのである。

          職場に来ると、仕事、職場、人間関係について考えることが止まらず、仕事そのものはほとんど手につかなくなってしまうのである。

          夫婦混姓

          夫婦別姓か同姓か、みたいな議論というか、戦争は白熱する。 ちょっと思いついたが、結婚したら夫婦混姓にしたらどうなのか。 遠藤と鈴木が結婚したら「遠木」とか。 佐藤と島田が結婚したら「藤田」とか。 まぁこれがダメなんだろう。 家を継いでほしいわけだもんね。 これだと両家取り潰しになるから嫌なんだろうね。 でも逆に両家が続いてるともとれないかね。 観念的には。 墓とか財産とか、そういう有形なものがどのように引き継がれるかについては、細かく考えないといけないだろう。 めんどく

          アニメ「薬屋のひとりごと」感想

          たぶん古代中国王朝の話なので、30歳の嫁に対して9歳の姑がいるということがザラにある。 こうした関係性を気持ち悪いと正しくないとか感じているうちは、家族のあり方の多様化なんて夢のまた夢なのかもしれない。

          アニメ「薬屋のひとりごと」感想

          自分のことを話せば、自分のことばっかりとか、人を傷つけることは言うなとか、人の気持ちを考えろとか言われる。 自分のことを話さなければ、理解されないのは話さないからだと言われる。 話したら、怒られる。 話さなければ、怒られる。 どっちだ? どうなってる? 大丈夫か?

          やるべきことが次から次へとやってきて、それをやっていたら孤独になった。 ほかの人たちにとっては、やるべきことというのは関係性を深めるためのネタなのだ。 やるべきことをやっていなければ、親や学校が騒ぎ出す。 彼らを黙らせるためには、それを高いレベルでやり続ける必要があった。

          やるべきことが次から次へとやってきて、それをやっていたら孤独になった。 ほかの人たちにとっては、やるべきことというのは関係性を深めるためのネタなのだ。 やるべきことをやっていなければ、親や学校が騒ぎ出す。 彼らを黙らせるためには、それを高いレベルでやり続ける必要があった。

          アニメ「ブルーロック」感想

          相当程度「かわいい」に寄せたイケメンたちが、特定の状況で(受け手にとって害にならない程度の)獣性を発揮するところを眺める建付けになっている。 これをたくさんの女がキャーキャー言いながら観ているとすると、女性向けAVとしてうまく機能している。 女性を性的客体というか、特定の角度からしか扱わない(ことになっている)男性向け性的コンテンツの数を減らすこと と、 男性を性的記号としてしか扱わない(ことになっている)女性向け性的コンテンツの数を増やすこと が同時進行することで、いずれあ

          アニメ「ブルーロック」感想

          市川沙央「ハンチバック」感想

          適当感想シリーズ 最終章で出てくる風俗嬢の紗花は、釈華が生きている段階ですでに生まれているから、たぶん転生者ではない。 釈華は死んだが、生前の望みである「妊娠して中絶したい」が他の女に拡散している。死後に自分の文章が他者に読まれ、生前の計画が拡散し、受け継がれていくという構図は、プロジェクト・伊藤と似ている。 転生者ではないと言ったが、文章に宿った意識が他者の意識を侵食し、彼らの頭の中に部分的な釈華を再構成するという点では、疑似的な転生と言えるかもしれない。 しかし転

          市川沙央「ハンチバック」感想

          ところで君は東京に来たんだろうか 新生活は大変だと思いますが、がんばってください。

          ところで君は東京に来たんだろうか 新生活は大変だと思いますが、がんばってください。

          すみません、とんでもないです すみません、とんでもないです すみません、とんでもないです の応酬

          すみません、とんでもないです すみません、とんでもないです すみません、とんでもないです の応酬

          労働集約的な作業をしているときの日本人は本当に楽しそうだ。

          労働集約的な作業をしているときの日本人は本当に楽しそうだ。

          満たされていない女たち

          職場の同じ部署に女が4人いるのだが、そのうち少なくとも3人は同じコケ方をしている。 要するに満たされていないのだ。 「求めてないですから」「仕事は仕事でちゃんとやりますから」みたいな体をとっているが、やりたい演技に心と体がついてきていない。 そして本当に追い詰められた時になってやっと、上司や周りの人が「優しくしてくれない」といって泣きわめくのだ。 実際にそう言って泣きわめいていた。 たぶん自分で思っているほど自分が有能でない(もしくは、自分の問題と仕事の問題を切り分けられ

          満たされていない女たち