人参万事塞翁が馬

note、始めました。ゆる~く書いていきます。

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最近の記事

常連

僕は常連になりたい。 家の近所にコッペパン専門店がある。 2年ほど前に引っ越してきてから、ほとんど週1のペースで通っているお店だ。 以前訪れた際、 「開店時間の8時はお客さんでいっぱいになるから、9時が空いていて狙い目ですよ」と 店員さんが教えてくれて以来、足を運ぶのは土曜日の朝9時と決めている。 味のバリエーションは30種類ほどに及ぶが、僕は毎回同じコッペパンを注文する。 オリジナル野菜サンド。本当にこれしか頼まない。 すべての味を食べたわけではないけど、1番おいしいと

    • 【星野源】ロッキン2024レポ

      LOTUS STAGE 8月11日(日・祝) 18:45〜 セットリスト ①地獄でなぜ悪い ②SUN ③ドラえもん ④Pop Virus ⑤喜劇 ⑥仲間はずれ ⑦恋 ⑧Crazy Crazy EN①Week End EN②Hello Song 8月11日、人生初の野外フェスとしてロッキンに参戦してきました! 目当てはもちろん、源さん!!! とにかく、本当に最高でした…。 ここからは自分の記憶を頼りに、当日の僕の心境を綴っていきたいと思います。 ~ほかのアーティスト様

      • 【07】アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎

        アヒルに鴨に広辞苑に…ブータン……!?大丈夫。全部、繋がります。 皆さんが本を購入する際、何を基準に選ぶだろか。 私の場合は無論、「タイトル」である。 思わず口ずさんでしまいたくなるような響きを持っていたり、 「話の内容が全く予想できない!」と感じるもの、等々。 『アヒルと鴨のコインロッカー』(著・伊坂幸太郎)もまた、 秀逸なタイトルだと感じずにはいられない。 そんなこんなで手に取った本作品ではあるが、タイトルだけでなく物語の内容も素晴らしい。 私自身としては、 『

        • 【06】エミリの小さな包丁/森沢明夫

          『エミリの小さな包丁』森沢明夫(角川文庫、2019) おじいちゃんに会いたくなったら、またこの本を開こうと思う。 僕には「おじいちゃん」と呼べる存在が身近にいない。 でも、そこについては特に何とも思っていない。 なぜなら物心ついた時から両親以外には祖母しかいなかったから。 ただ、それだけ。 だけど、「自分におじいちゃんがいたらどんな感じなんだろう~」と 空想することはたまにある。 頑固なおじいちゃん? 優しいおじいちゃん? 無口なおじいちゃん? どんなおじいちゃんで

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        • 日々のあれこれ
          1本
        • 己の読書感想集
          7本

        記事

          【05】風に舞い上がるビニールシート/森絵都

          『風に舞い上がるビニールシート』森絵都(文春文庫、2009) 裏表紙の文章が持つパワーは計り知れない。 この文言に惹かれて購入。 読み終わった後、 「自分の人生にとって大切なものは何か?」と 考えさせられました。 筋トレが好きで、仕事終わりの疲れた状態でもジムに行ける。 時間があれば場所を選ばず読書もできる。 ひっそり始めたコーヒーのハンドドリップもすごく楽しい。 友人・親友にも恵まれている。 不自由なことは何一つない。 だけど、登場人物が秘めているような「大切なも

          【05】風に舞い上がるビニールシート/森絵都

          いま、ここで、生きている。

          星野源『生命体』 最近の自分のテーマソングになっているこの曲。 オールナイトニッポンが好きでよく聞いているのですが、 正直、星野源さんの曲はあんまり聞いたことがありませんでした…。 そんな中、「1年ぶりに新曲を作った」と呟くパーソナリティ。 試しに聞いてみようかと思い、いざYouTubeへ。 生命体 - 星野源 聞いた瞬間、涙がでました。 それと同時に 「俺だって生きているぞ!!!そして、この世知辛い世の中を今後も生き抜いてやる!!!!」 とも思いました(笑)

          いま、ここで、生きている。

          【04】アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス

          「仕事、恋愛、友情、家族、IQ、人生で最も重要なものは何だろう」 『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス作(早川書房、2015) 人が生きていくうえで、 大事にしなければいけないもの・忘れちゃいけないことって本当にたくさんあります。 友達・恋人・家族・お金・仕事・趣味・会社・上司・先輩・後輩・取引先… 挙げ出したらキリがありません。 もちろん、自分にとって大事なものは人それぞれ。 人の数だけ大事なものがあって当たり前。 だけど、 「相手への想いやり」だけは絶対に

          【04】アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス

          【03】ライオンのおやつ/小川糸

          「今を生きる」を考える。 『ライオンのおやつ』小川糸作(ポプラ文庫、2022) 最近、インスタグラムでよく見かけていたこの作品。 書店で見かけて、つい購入。 ポプラ文庫、とっても好きな出版社の1つです。 本の作りがしっかりしている(少し硬め?)な所とか 本文の文字が他の出版社のものよりも少し大きなところとか。 こだわりを感じますし、面白いな~と思います。 さて。 この作品を読み終えて、「今を生きる」ことについて、改めて考えることができました。 正直、「死生観」とか「人

          【03】ライオンのおやつ/小川糸

          【02】古本食堂/原田ひ香

          本とグルメと神保町。 『古本食堂』原田ひ香作(ハルキ文庫、2023) 丸善丸の内本店が職場から徒歩圏内。最高ですね。 金曜日の夜、「そういえば読む本を切らしてたな…」と仕事終わりに寄った際、 真っ先に目が合いました。 奥行きのある古書店内が描かれた装丁。 「書店の中に書店がッ!!!!合わせ鏡的なあれか!?!?」 と困惑しながら裏表紙を見ると、どうやら神田神保町が舞台とのこと…ふむふむ。 買わない理由がありませんでした。 舞台が舞台なので、この作品には多くの神保町グルメ

          【02】古本食堂/原田ひ香

          【01】明るい夜に出かけて/佐藤多佳子

          きっと、夜が好きになる。 『明るい夜に出かけて』佐藤多佳子さん作(新潮文庫、2019年) 先日、とある駅直結の書店さんに行ったときに見つけたこの本。 その書店が超絶推している1冊らしく、レジの近くに山のよう積まれてありました。 タイトルを見た時に、「明るい夜」って何だろう、と不思議に思い、購入。 読み終わった後、「夜」そして「深夜」という空間が愛おしくなりました。 生まれも育ちも、何もかもが違う登場人物たちが、深夜のラジオを通して繋がっていく物語。 芸人であるアルコ&

          【01】明るい夜に出かけて/佐藤多佳子

          【00】はじまり②

          はじめまして。眼鏡な社会人です。 前回の自己紹介(前半戦)が思ったより長くなってしまったので、今回は後半戦です。 「まだ前半戦読んでないよ」って方 ぜひ、こちらから読んでいただけると幸いです。 1.今後書いていきたい記事①読んだ本の感想 僕がnoteを始めた一番の理由がこれになります。 とにかく書きたい。たくさん、自分の思いのたけをぶつけたいな、と。 自分の考えを形にしたいという思いが心の奥底にあるみたいなんですよね。 クリエイティブとはまた少し違う。 「感情」とか「思

          【00】はじまり②

          【00】はじまり①

          1.はじめに (いざ書こうと思うと早速手が止まった) はじめまして。眼鏡な社会人です。 タイトルにもなってる通り、note、はじめました。 よろしくお願いします、皆様。 こんな感じで記事を書くのは人生で初めてなんですけど、すごく、ワクワクしますね。 このワクワク感だけを頼りに粋な前置きとか色々考えたんですけど、何ひとつ浮かんできません。 とっとと本題に入りましょうか(笑) ぜひ最後まで読んでいただけると、泣いて喜びます。ほんとに。 2.noteをはじめた理由まず最初に

          【00】はじまり①