マガジンのカバー画像

己の読書感想集

7
本の感想、まとめました。
運営しているクリエイター

記事一覧

【07】アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎

アヒルに鴨に広辞苑に…ブータン……!?大丈夫。全部、繋がります。 皆さんが本を購入する際…

【06】エミリの小さな包丁/森沢明夫

『エミリの小さな包丁』森沢明夫(角川文庫、2019) おじいちゃんに会いたくなったら、またこ…

【05】風に舞い上がるビニールシート/森絵都

『風に舞い上がるビニールシート』森絵都(文春文庫、2009) 裏表紙の文章が持つパワーは計り…

6

【04】アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス

「仕事、恋愛、友情、家族、IQ、人生で最も重要なものは何だろう」 『アルジャーノンに花束を…

3

【03】ライオンのおやつ/小川糸

「今を生きる」を考える。 『ライオンのおやつ』小川糸作(ポプラ文庫、2022) 最近、インス…

【02】古本食堂/原田ひ香

本とグルメと神保町。 『古本食堂』原田ひ香作(ハルキ文庫、2023) 丸善丸の内本店が職場か…

【01】明るい夜に出かけて/佐藤多佳子

きっと、夜が好きになる。 『明るい夜に出かけて』佐藤多佳子さん作(新潮文庫、2019年) 先日、とある駅直結の書店さんに行ったときに見つけたこの本。 その書店が超絶推している1冊らしく、レジの近くに山のよう積まれてありました。 タイトルを見た時に、「明るい夜」って何だろう、と不思議に思い、購入。 読み終わった後、「夜」そして「深夜」という空間が愛おしくなりました。 生まれも育ちも、何もかもが違う登場人物たちが、深夜のラジオを通して繋がっていく物語。 芸人であるアルコ&