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「先延ばし撲滅!健康とキャリアと財産を守る効果的な対策」

このタスクは明日までに絶対終わらさないといけないけど、気が向かないから、今は別のタスクをしよう!この動画を見てから家事を始めるか!などなど。
手をつけ始めたはいいけど、すぐに気を散らしてしまったり、たいして大事じゃないことに時間を使ったりしてしまう。。
わたしもよくあります。そして反省はするのですが、また繰り返してしまう日々。すこしは前に進んでいる、いや、思いたい!

最近こんな本を読みました。
「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」

先延ばしとモチベーション研究の第一人者であるピアーズ・スティール教授。
進化生物学や脳科学や心理学など、さまざまな観点から最新の先延ばし対策を教えてくれます。

この本を読んで、確かに!と思ったことやこの対策は自分にもあてはまるかもと思ったポイントがいくつかあったので、みなさんにも紹介させていたただきます。

まずはこの本の概要を簡単にお伝えすると

・現代社会にはたくさんの先延ばし誘惑が存在する
・ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか(”ヒト”だけでなく”国”すらも)
・先延ばしによる様々な弊害と損失(健康・キャリア・財産など)
・自己診断テストで3タイプ(複数混在する場合も)のどの要素を強くもっているか診断
・それぞれのタイプ別の先延ばし対策

自己診断テストでは下記3つの先延ばしタイプがあります。
1.どうせ失敗すると決めつけるタイプ
2.課題や目的が退屈でたまらないタイプ
3.目の前の誘惑に勝てないタイプ

わたしは2と3のタイプ傾向がどうやら強いらしく、そういえば、いろいろと思いあたる節が。

その中で今回自分でも試してみたいと思った対策法がいくつかあるので紹介させていただきます。

1.できるだけ目標やタスクを細かく明確に(タイプ3)
2.誘惑(とそのきっかけ)を離した環境作り(タイプ3)
3.仕事場と遊ぶ場所と寝る場所をわける(タイプ3)
4.規則正しい生活習慣や自分にあった時間帯の理解(タイプ2)
5.ゲーム感覚、目的意識(タイプ2)
6.楽しいと思えることをする(タイプ2)

1.目標やタスクの期限が長い場合など、中ダレしてしまったり、あとで始めたらいいやとなってしまうため、できるだけ中間ゴールなどを設定、もっと言うと最初の1ページや数文書いただけでもOKとすることで、その後のモチベーションが維持しやすい、5と絡めるとゲームクリアの感覚を細かく味わえて、継続しやすいというわけです。
また、できるだけ細かく目標やタスクを設定することで一歩前に踏み出すハードルをできるだけ下げて取り組むことができます。
これは習慣化のテクニックにも言えることだと思います。

2.私が一番誘惑だと思っているスマホ。特に朝の有意義な時間や夜ご飯を食べたあとにダラダラ携帯をいじるのはぜひ避けたいので、夜寝る前に携帯の電源を切って寝る、もしくは夜スマホを入れた箱にカギをかけることで、スマホをさわる動作をめんどくさくします。
こうすることで強制的に目の前のことに集中できるはずです。

3.それぞれの活動の場所を分けること。例えば仕事場(デスク)で動画を見て遊んだりしてしまうと、脳にこの場所は遊ぶ場所だという認識を与えてしまいます。
そのため仕事する場所(デスク)は仕事だけ、遊ぶ場所はリビング(ソファやその他の場所)で、寝るのは寝室(寝室で携帯を持ち込まない、当然仕事も)と切り分けることで、それぞれの活動に集中して、またはリラックスすることができます。

4.疲労は先延ばしの最大の原因でもあります。できるだけ自分のエネルギーを補充し、効率的に使うことが必要です。
そのためにより集中して活動ができる朝に集中したり考えたりするタスクをもっていきます。
また、できるだけ夜11時くらいには寝る(寝たい)、遅くとも12時には。
あとは毎日身体を動かすこと。こうすることで頭がクリアな状態で1日を過ごすことができます。

5.例えば単純なタスクを行っていても、以前よりだいぶ早く終えたぞだったり、このタスクは大きく捉えると自分のキャリアに繋がっていて役に立つなどです(そういったマインドにするのも一苦労だったりするのですが)

6.これは身も蓋もない気もしますが、当然楽しいことをしていれば、先延ばしをするはずがありません(笑)

自分が普段意識せずに行っている先延ばしについて、かなり具体的に対策が書かれている本でした。
少しでも自分の先延ばし癖が治る日は来るのでしょうか、いや治すぞ!

ブログもやっているので、よければぜひ!

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