1か月たった話とパリに行った話

ベルギーに来て1か月たちました。

道を覚えたり、学食の使い方がわかったりとある程度「慣れ」たものの、気持ちの面で慣れたかと言われるとまだ、としか言えません。
1か月たったのにまだ英語はわからないし、思ったより話せるようになってないし、周りには「まだ1か月」と言われるけれど私にとっては「もう1か月」なわけで。

このままだと英語ができるようにならないのに日本人とつい話してばっかりになっちゃったり、日本語の動画ばかり見ちゃったりして何してんだろうっていやになって。

楽しい日が1日あれば2日くらい辛いなあって気持ちになって。

自分の弱さとか悪いとこばかり目について落ち込んで、やること、考えなきゃいけないことばかりたまっていくのにそこから目を背けてばかりいて。

そんなこんなで半分勢いでパリ旅行の計画を他のヨーロッパの国に留学中の友達と計画して。

でもやっとベルギーの交通機関にちょっとなれたところでフランスの公共交通機関はわからないことだらけで、そもそもチケットの買い方すらわからないし、方向は間違えるし、極め付きはホテルの最寄りの駅の機械が不具合なのか壊れているのか紙のチケットを認識せずに改札から出られないこと。

駅員さんはいないしでたまたまその場にいた同じような境遇のフランス人のお姉さんがインターホンみたいなところで駅員さんと話してくれてゲートがあいたものの、インフラが信用できないのって怖いなあと思った行きの話。

その次の日はパリディズニーに行って、一つ一つのアトラクションが日本のものより大きいし、長いし、速いしで楽しかった。東京ではちょっと追いやられ気味のスターウォーズのグッズもたくさんあって、ダースベーダーと話せたし。あとパレードの人の集まりようが東京よりも多かった気がする。一番待ち時間が長かったのはスペースマウンテンなどのアトラクションじゃなくて、プリンセスと会える場所だった。ヨーロッパの人たちはもちろんアトラクションも好きだとは思うけど、ショーとかパレードとか鑑賞するものが好きなのかなあと思った。ディズニーランドのほかにあまりアミューズメントパークがないのも影響しているのかもしれない。

その次の日はお昼にはパリを出る予定だったから急いで凱旋門やエッフェル塔を見に行った。ただ、スリっぽい人や署名を求めてくる人(サインしたらなぜかお金を請求して来るらしい)やホームレスっぽい人たちが多くて、怖かった。観光、というよりも怖いが勝ってしまった。警戒するに越したことはないのだけれどもずっと気を張る、というのもなかなか大変。

わからない、知らない、言葉が通じないってこんなに怖くてストレスのかかることなのかと思う日々で、結局自分の見知った言語や文化のコンテンツに時差7時間もある場所で逃げてしまう。

帰るころには「帰りたくない!」と思えるようになっているのかな、と思いつつ、残り9か月くらいがむしゃらに頑張ってみようかなあと思います。

少しでも親やたくさんお世話になったアルバイト先の人たちに成長した姿が見せられたらいいなあと思いつつ。

甘えてばっかりじゃなくて、時間を大切に使えるようにしたいです。

来週こそは、を毎週繰り返している気がするけれどせめて英語がもう少しわかるようになって、留学生とももっと話せたらいいなあと思います。

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