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「死」の教育 その①

祖母が先日、永眠しました。
数えで97歳でした、。80歳からアルツハイマー型認知症と共に生きておりました。この1年は寝たきりの状態ではありましたが、内臓は元気で、100歳までいけるよと話しておりましたが、生まれ持った人の寿命と思います、徐々に、そして緩やかに、病院の力も借りながら、痛みなくそして本当に穏やかにこの世を去りました。 
昭和3年生まれの祖母は若かりし頃、夫を早くに亡くし、工場で働きながら女手一つで幼い子供2人を1人で育てた、当時としては最先端の核家族ワーキングマザーでした。生前、孫の立場ではありましたが、その、苦労話をよく聞かされていたものです。
失くなった祖母の顔を見たら、こみ上げる感情があり、ブワッと涙が瞳いっぱいに溜まりました。

娘は小学5年生と2年生。状況をみて、何が起きているか位はわかるお年頃。

娘の前では泣きたくない私、、
でも、涙が溢れそうになっている私に気がつく娘たち。私は、子供達に泣いた姿を見せたことがないから、さぞかしビックリしたと思います。母親の涙って、娘からしたら衝撃ですよね。

死 というものが、ほとんど病院でなされるようになり、面会できない子供たちにとって、死は、遠い存在となっていました。人生避けては通れない道。生きとし生けるものが最後かならず到達するところ。
死を知ること、受け入れること、前に進むこと。死を知るからこそ、わかる、1日1日の大切さ、人との関わりの有り難さ。
子供が感じ取ることができるだろうか。

一気に書くことが出来ませんが、少しずつ、追記していこうと思います。





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