美しい心は、仕事が喜びです
写真は、都立木場公園に隣接している美術館の休憩スペースです。良い仕事は見ていて心が落ち着きます。
仕事をすることが、喜びになています。
仕事とは、行為をすることだからです。
行為は、自分の姿を世に現すことなので、自分の実際の存在を確認できたことになります。また、行為によって、製品、或いは文芸作品などの結果を残すことができれば自己実現できたことになり、喜びが湧き上がります。
これは、政治哲学者ハンナ・アーレントが『人間の条件』(著、牧野雅彦訳)講談社学術文庫)で言っていることです。
失敗したときでも、反省して悲しむことができる人は、信念が生きる意味として理性に働きかけて、ピンチはチャンスと捉え、再度仕事に取り組むことができます。
順調に仕事ができているときでも、失敗の悲しみを思い出すことができれば、働く行為の喜びを大切にして仕事に誠実に取り組むことができます。
発明王トーマス・エジソンの「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」と余裕をもって受け止めれば、仕事は正に極楽です。