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やって見ると人へ繋がる

退職してやることがない。

ゴルフや釣りは、貧乏な無職にはお金がたりない。
気軽に毎度できることではない。

平日は、妻しか相手がいないので寂しさを感じる。
友人を訪ね旅行に出たが、付き合ってくれる相手とも飽きが来る。
間もなく限界が来た。
僕の経済的な限界もあった。

地元の俳句会とガイド養成講座へ入会した。
どちらも勉強が必要で図書館通いをするようになった。
安定して頭を使うようになった。
同じ目標を持つ人と共通の関心事を通して、新しい繋がりができた。
俳壇に名前が載ると自分の存在を実感できる。
ガイドの認定証を首に提げて、数は少ないが、活動もした。

国家資格の取得などやることを増やして行くと課題が増えて、試験の答案練習に集中し、孤独を嘆く暇がなくなった。

目標を持つ事で日々忙しくなった。

友達がいないや、寂しい、進路に迷うなどは、やるべきことに取り組んでいないからで、
やるべきことをやれば、人と繋がりができて、熱中すると孤独感は消えてしまうことを経験した。

考えるより、行動を起こしてしまったほうが、人生の時間を有効活用できるという割り切りだった。

自由とは、自分の意思で、やることを選択できることを言うそうだ。

ゲーテのいう「君の値打ちを楽しもうおもうなら、君は世の中に価値を与えなければならない」を知った。

共通の話題や人として価値が、あれば自然に人と繋がる
現在の哲学の王道は「構造論」と聞いたことがある。
正にこの表紙の絵が人の繋がっている構図だ。

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