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音楽で手は抜かない!

2023年12月、私は40歳の誕生日を迎えた。
そして今シーズンの元日、私は自分と約束をした。

「絶対に何があっても音楽で手は抜かない」

昨年の今頃、私は39歳の誕生日を迎えて、40歳にリーチをかけて、とてつもない危機感を感じていた。

上半期、私は漠然と、今後どうしたらいいか分からずに悩んでいた。

本当に小さな一歩を踏み出すことでさえも、ためらっていた。

そんな中で、ライブバーを経営している音楽仲間が、
「うちのライブに出てみない?」
と言うお話をいただいて、私は出演させていただいた。

結果は大失敗だった。
ステージでの振る舞い方も分からず、周りの雰囲気に圧倒されている自分がいた。

その場で、私は大切な音楽の先輩からボイトレを習うことを勧められ
「歌が上手くなりたいなら、ボイトレは必須だよ?」
とアドバイスをいただき、即決でボイトレのレッスンを受ける事を決めた。

レッスンの中で次のような事を指摘された。

「ひろきさんね、力入れて歌いすぎですね。もっとリラックスして、人と話をする要領で歌いましょ^^」

自分ではそんなつもりは全くなかったけど、録音して自分の歌を聴いてみると、それが鮮明だった。

2月末に、実家に帰った時、祖母からもこんな指摘をされる。

「あんたは確かに声は出てる。じゃけど洗練された声じゃないというか、素人が歌っとるように聞こえるんよ。もっとリラックスして歌いんさい!」

その時、私の中で
「これは、音楽に本気で向き合わんとライブすら出させてもらえんようになるわ。先生だけじゃなくて、ばあちゃんからも同じ指摘をされるってことは、他の人もきっとそう思っとる!音楽と真剣に向き合わにゃあいけん!」
という気持ちが、元日よりさらに強くなった。

私は祖母に
「ばあちゃんがそう言ってくれたおかげで、自分がどんなレベルにいて、何をせんといけんかが見えてきた。先生の言う事をちゃんときいて頑張るけえね」
と伝えた。

また、こんなキッカケもあった。
ボイトレの先生や音楽仲間のライブに行った時、出演されている人たちの演奏やステージでの振る舞いをみて、

「俺に足らんものって本気度かもしれん。本気でやらんと誰も自分の事を、本気で応援しようとは思わないし、何せ相手に失礼じゃ!」

と気付かされ涙が止まらなかった。

今、私の周りにはいろんなフィールドで、奮闘している人たちが沢山いる。

ありがたいことにその人たちには本当によくしていただいている。

今シーズン、自分のためだけではなくて、その人たちに喜んでいただくためにも
「絶対に音楽で手は抜かない」
ことを再び自分と約束したいと思います。

みなさま、どうぞ温かく見守っていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。



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