「木になる」
「木」になる…の前に
まずは
「空」について
書いてみようと思います
小さい頃から
空を見るのが好きでした
大好きでした
見ていても
見ていても
ずっと
見ていても
見飽きない
一瞬として同じ「空」はなく
刻々と変化し続けていく…
空の色もそうだし
特に雲のカタチを眺めていると
時間を忘れてしまい自分も忘れて、空(くう)
小学生の頃
日曜日、何も用事がない日は
2階の屋根に布団を敷いて干して
干した布団の中に入って私も干して
お日様の光を浴びながら時間を忘れ
空を眺めていました
子供の頃のように
干した布団に入って空を見ることは
大人になってもうなくなったけれど
家の中にいても
外を歩いていても
電車の中で揺られながらも
お店に入って食事をする時にも
仕事終わって建物の中から外に出た瞬間も
空が見えさえすれば
空を雲を見る
雲を見ていると
風を感じるようになり
風を感じるようになると
見えない存在に氣づくようになり
雲を見ていると
粒を感じるようになり
粒を感じるようになると
全ては粒から出来ているのでは…と
「自分」を構成している「粒」との
対話が始まる
「粒」と「粒」との対話が始まると
循環を感じるようになり
やがて螺旋を感じるようになり
空(くう)
を感じるようになり
「途方もないことだ」…と
心が震えて、粒が振動して、また
空(そら)
を見る
「空」は踊りの偉大なる師
空を見ながら
雲を見ながら
風を見ながら
空を雲を風を“表現”するのではなく
“なりたい”…と思う
“なる”
これがとてつもなく難しい
人間が「空」になるには…道は遠し
精進・精進
さて
「空」と同じように好きなのが
「木」
父の仕事の関係で
「木」はいつも身近に感じていました
幼い頃、いろいろな種類の木が立て掛けてあるところで
一本一本(ひとりひとり)紹介して貰い
ひとりひとりから立ち昇る香を嗅いで
その木に挨拶をしました
檜・杉・松・桜・欅・桐・桂…
木の香を
身近に感じながら育ったからか
神社の木のそばに行くと
とても落ち着いて
「神社の木のまわりで踊りたい」
…と思いました
大人になって
「御神木」という言葉を知りました
天と地を繋ぐ木のまわりで踊る人々の象形から
「巫」という字が成り立ったということも知りました
台湾の阿里山に行った時には
樹齢2000年の木と会い
「樹霊塔」というのがあることも
知りました
さて
このたび
「深海樹」という言霊が
私の意識の中に降りて来ました
深海に存在する樹
木
深海樹を
“表現”するのではなくて
“なる”
深海樹という生命体として
“生きる”ことが出来るか
木になることが出来るか
空(くう)のような海を
探っています
巡らせ
そして
12月8日
木になります
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出会いは
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「70才でHIMIKOを踊る」の天啓を受け、アーティスト名「ERIKO・HIMIKO」とし、人生を賭けて舞道を探求中。宇宙と魂と意識の関係性を研究。70才までに「HIMIKO」からのメッセージの謎を解き真意に辿り着くことは出来るのか。メッセージの向こうに何があるのか。