間接ち◯◯。閲覧注意
近所のスーパーでトイレを借りた時のこと。
隣で用をたしていたオヤジが、そのまま手を洗わずにトイレから出ていった。
私は決して潔癖症ではないが、見ず知らずの…あっ見も知ってもいる人でも、自分のち◯◯を触った手を洗わずにトイレの取っ手を触って出ていくのを見ると、むむむっと思う。
なんなら手洗いの蛇口も若干気になる。
用をたした後に順番として蛇口を触るのは仕方ないがいい気分ではない。
でも考えてみたら、
直ち◯◯→蛇口開ける→手洗い→蛇口閉める
なので最終的には…あれ?むむっ?
結局、手を洗った後に、直ち◯◯後に触ったファースト蛇口を再び触っているのか!!
ぐおぉなんてこった。
こうして冷静に書いていて気づいてしまった!
今後は
直ち◯◯→蛇口開ける→手洗い→蛇口閉める→また開ける→更に手洗い→蛇口閉める
いやいや違う。セカンド蛇口は閉めずとも良いじゃないか。
手洗い中に蛇口に水をかけたりして洗って(洗った気になるだけ)、そうして蛇口を閉めればいいのではないか。
めんどくさ…。
まっいっか(笑)
では、この話も書けなくなってしまうので先に進む。
ただ、駅のトイレを使ったときもよく見ていると手を洗わずに出ていく人の多いこと。三人に一人は洗ってないくらいの勢いだ。
とりあえず手を洗わずに出ていったオヤジがいた。から再開する。
買い物を済ませレジに並ぶと間の悪いことに私の前に居たのが、先ほど登場した例のオヤジ。
ここまでならまだいい。別にそのオヤジと手を繋ぐ訳でもないし。
問題はそのレジを担当していた兄ちゃんだ。
この兄ちゃんはなぜか、お釣りを渡すときに両手でこちらの手を包み込んでくる。
たまに居ますよね、そういう店員さん。
どうもあの渡され方が大の苦手でして。
たぶん店員さん的には、お釣りをこちらが落としてしまったりしないように、親切丁寧なつもりなんだと思う。
苦手と言ったけど、そんなに嫌悪感を感じることもないので普段なら許容できる。
しかし…今はいかん。前に立ってるオヤジの手から目が離せない。
直ち◯◯で手洗いしてないオヤジの手を、そんなことすら想像もせずにいつも通りに包み込む店員の兄ちゃん。
あっ、あかん!その手は、そのオヤジの手は!!
と叫ぶことも出来ないわたし。
閉店間際なのでレジはここしか開いてなく、「あっ、黒胡椒忘れた」と大袈裟に言いながらそっと後ろにまわろうかと後ろを見ると、もう3人も私の後ろに並んでいる。
真後ろに居るのは買い物かご一杯に食品を詰め込んだ目付きの鋭いオババだ。
「ご利用ありがとうございます。まもなく閉店時間となります」
店内にアナウンスが流れ、殺気だったオババは「はよ進め、はよ行け」とがぶりよってくる。
モタモタしていると、
「どうぞぉ」
と、レジの兄ちゃんに声をかけられてしまった。
屈託のない笑顔でこちらを見ている。
「あっ、ども、すんません」
こうなればお釣りがないように……No!!こ、小銭がほぼねぇ。
「釣りは要らねぇよ」と去ろうか、いや今月は金欠だ、いやでもオヤジの直ち◯◯の手を包み込んだ兄ちゃんの手で包み込まれるよりは…。
「ありがとうございました」
兄ちゃんがお釣りとレシートを持って子犬のような無邪気さでこちらを見ている。
「あっ、どもです」
私が差し出した右手をいつも通りきっちり包み込んでくれました。
間接ち◯◯…か。ふっ。
薄ら笑いを浮かべながらトボトボと家に向かうしかなかった。
まぁね、あまり神経質になってもいかんよ。
私が買った半額シールの焼き鳥を、先にあのオヤジが手にして吟味してたかもしれんし。
知らぬが仏。
いや、ちがう。
大事なのは用をたした後は手を洗おう!
ったく、小学生かよ。頼むぜ、ほんとに。
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