ギリギリで間に合った、、

いざビザ申請

婚姻届を出し終えたのも束の間、早速今度はビザ申請のために動き出すことに。
奥さんは中国のご両親に、僕を中国に迎えてくれるための招聘状などの書類をお願いしてくれたり、飛行機の手配をしたりなど。
僕はビザに必要の書類集めや記載を進めたり。

奥さんとは年末年始のどこか、春節前に入国しようと話をしていたので、
12/25の飛行機を抑えることに!しかし、それまでにビザ申請を終わらせなくては意味がありません。

ご実家の街が都市封鎖、、

このまま上手いこと、ビザ申請の書類集めも進められるかも!と思っていた矢先。
奥さんの実家の街「呼和浩特(フフホト)」でコロナ感染者が1人出たそうです。
この頃、中国国内では「ゼロコロナ政策」が実施されていたため、
人口350万人の街の1人に対して、呼和浩特の都市部地域では都市封鎖が行われてしまいました。。
感染者が0人になるまで、都市封鎖は終わりません。
最初は「すぐ解除されたらいいね」なんて言っていましたが、2週間、3週間が経ち、ついには1ヶ月が経ってしまいました。。

ちなみに都市封鎖の内容は住民の外出禁止令です。家の外から一歩も出ることが許されません。恐ろしく厳しい命令です。
1ヶ月が経ちましたが、必ず都市封鎖が終わると信じ、奥さんは12/25の飛行機の便を予約し、日本でできる申請を進めていました。
しかしながら、1人だった感染者はどんどん増え続け、ついには2ヶ月を過ぎました。。

終わらない都市封鎖

都市封鎖が2ヶ月経ち、我々も焦り始めました。
家から一歩も出れないストレスで自殺者も増えていたんだとか、、
そして、都市封鎖は北京や上海、ウイグルのウルムチなど全国各地でも行われました。
そして、12/25の飛行機は航空会社の判断により、欠航となってしまったのです。
ビザ申請も停滞し、飛行機も欠航となってしまい、かなりメンタルをやられました。でも、まだ諦めませんでした!奥さんは次に1/10の飛行機を予約
この判断が我々にとってすごく良いことに!1/10を選んだ奥さんを称賛せざるを得ません!!

呼和浩特は都市封鎖が3ヶ月を過ぎました。中国国内では徐々に「ゼロコロナ政策」に対する反発が起き始めました。
きっかけはウイグル自治区のウルムチで都市封鎖中に住宅火災が発生。
これが11月下旬のこと。
都市封鎖の影響で消防車が来ず、十分な消火活動が行われなかったと報じられました。

この事件をきっかけに中国各地で「ゼロコロナ政策」に反発する動きが多発しました!
そのおかげで12月初旬に呼和浩特の都市封鎖が終わりました!!
その1週間後にご両親から招聘状が届いたのです!嬉しい!
嬉しいことはまだまだ続きます。

いざ大使館へ!

全ての書類を揃え、大使館に向かいます!
向かった当日、九州に大寒波到来。高速道路の一部区間が通行止めに。。
しかし、バスの運転手さんがすごい喋りが面白く、乗客を安心させるために、「安心してください!道は詳しいので迂回します」と迂回路で福岡まで向かってくれました。
そして、大使館に!
事前にネットで調べた情報ではビザ申請は早くても1ヶ月近くかかるとのこと。
この時点で12月の中旬。申請が降りる降りないにしろ、1ヶ月かかってしまうと、1/10の飛行機に間に合いません。。
祈るように書類を提出!すると、係の方が
「問題なければ来週には結果を送付できます」と。
結果がまだ出てないけれど、奇跡のような言葉に心の中でめっちゃ喜びました!
そして、1週間後無事にビザが降りました😂半年間の重荷からやっと解放です。
ビザ申請の人が少ないからなのか、思ったより早くに結果が出たのです。
しかも、嬉しいことはまだ続きました!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?