見出し画像

気になって眠れないLInuxのディストリビューション

気になって眠れないディストリビューション

LInuxのディストリビューションは沼


「LinuxディストリビューションはLinuxカーネルとその他ソフトウェア群を1つにまとめ、
利用者が容易にインストール・利用できるようにしたものである。」コトバンクより

Linuxにはまった人の行き着くのは、泥沼だ。
しかも、ぬるま湯的な泥沼だからたちが悪い。
現役の頃は、それでも泥沼に足ぐらいしかハマっていなかった。
ところが、残された時間が無限状態にある退職後は頭までハマっている。
気になるなあLinuxのOSの数々。

これまでどのくらいのLinuxのOSを触ったのだろうか。
ちょっと振り返ってみたい。
今は、Mint一本で、ubuntuがちょっとだけ。
しかし、30年近いlinux歴では、いろいろなlinuxに手を出してきた。

あれが良い、これが良いというのはどこまで信用ができるか

今、linuxのOSを紹介している人のタイプとし2種類の人たちがいる。

まず、いろいろなLinuxのディストリビューションを紹介する人だ。
大体、パソコンの仮想環境に,紹介をするOSをインストールしている人たちだ。
仮想環境下での検証なので、あくまで日常的な使い勝手のことは分からない。
一時的にインストールをして、日常的には使っていない。
だから、大体、以下のようなことが検証されているだけである。
1.インストールの方法の説明
2.日本語化の方法
3.アプリ導入の仕方。
4,動作が重いか軽いかの検証

もう一つのタイプは、一つのOSを詳しく紹介している人である。
こういう人のHPには、OS自体に問題があった時の対処法も書いてある。
つまり深く突っ込んだ内容がある。
例えば、古くからのディストリビューションの一つであるSlackswareの場合、
ほとんどの人は「逆襲のSlackware」のサイトを参考にしているはず。
https://slackware.jp/
一番初めに、「Linuxを学び、楽しみたい人々のために」と書かれている。
内容は、まさにその言葉通りである。
「学ぶ」ことができるのだ。
素晴らしいサイトである。
わたくしは、Slackwareに憧れてはいたが、なかなかインストールする機会がなかった。
英語の説明書でインストールしたこともあるが、ハードルは高い。
しかし、「逆襲のSlackware」をよく読んでインストールすれば、失敗はまずない。
感動である。
まさに、インストール過程で「Linuxを学ぶ」ことが実感できる。
SlackwareはLinuxのシステムがどのように出来ているか、その端緒を学ぶことが出来るのだ。
参考にするには、こういう素晴らしい人のサイトに出会うことだ。

LinuxのベストテンをWebで書いている人はどんな人?

一概には言えないけれど、前者のタイプが圧倒的に多い。
一体何が良いのか、根拠のはっきりしないものが多い。
linuxのベストテンを取り上げる事自体、どうなのだろうか。
ある哲学者は、「一人の人間を知るために、人は一生をかける」と言っていた。
Linuxのディストリビューションも同じことが言える。
少なくとも、使い込んでいなければ、本当に良いかどうかは分からないはずだ。
ちなみに、distrowatch.comというサイトを見てみよう。

客観的にOSの関心度を見てみる

distrowatch.com」は、Linuxやunixなど色々なOSを紹介しているHPである。
興味のある人は、絶対見て欲しい。
https://distrowatch.com/
そのHPに、Page hit Rankingが載っている。
このランキングは絶対ではないけれど、linuxの興味ランキングとしては説得力がある。
1,Mxlinux 2.Endeavour 3.Mint 4.Manjaro 5.Fedora
6.Pop!OS 7.Ubuntu  8.Debian 9.Lite 10.Opensuse
100位まで掲載されているが、1位から10位まで取り上げた。
これらOSを、わたくしも興味を持って使っていた。
わたくしの場合は、Mintと併用して、数ヶ月から数年使っている。
海外ではarch系と言われるOSが人気だ。
確かにデザインや楽しさは全部が違う。
どれが良くてどれが良いかは、なかなか決められない。
自分のパソコンのスペックにも依存するから。
家の環境にふさわしいのは、どれとは言えない。
どのOSも、たくさんの長所を持っている。
むしろ短所を見つけるのが難しいほど。

気になって眠れないLInuxのディストリビューション

LinuxのOSはディストリビューションとして、無料で配布されている。
その全てが実用に耐えるかどうかは、使ってみないと分からない。
中にはα版やβ版など、開発中のものもある。
生まれたばかりのものもある。
数年経ったら、彗星のようなディストリビューションが現れるかも知れない。
わくわくドキドキする。
それでなくても、わたくしたちの知らないLinuxのOSは今も世界中で開発されている。
実は、日本にも素晴らしいLinuxがある。
KonaLinuxは、軽快で使いやすいlinuxのディストリビューションだ。
あれもいいし、これも良い。
なんと素晴らしい世界だろう。
今はMint一本だが、毎日が悩ましい。
その悩ましいLinuxの世界が好きだ。
みなさんは、どうだろう。
Linuxベストテンは、参考には良いけれど、
自分の感覚で自分にあったディストリビューションを見つけよう。
それが一番。
でも、Linuxのディストリビューションは、どうしても悩ましい!

旗じいの話を最後まで読んでくれてありがとう。
Linux信者の旗じいも、偏見があるかもしれない。
用心しないと、ついついLinuxを褒め称えてしまう。
でも、褒めたいほどLinuxは価値がある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?