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#048 今年の抱負

 今日から新学期。ということで今回は今年の抱負(目的と目標)をまとめる。昨年noteを始めたのは、教員としてのスキルと高めると同時に、発信力を高めたいと思ったからだ。しかし、即行動しただけで目的意識が低かった。今年は、目的を明確にして、より充実させながら活用していきたい。そして、読んでいただける人が増えていくと嬉しい。
「#047 目的と目標の違い」にもあげているように、目標を立てる上で、その目標を達成させる目的が非常に重要になる。今年は、目標を立てる前に目的を明確し、一貫性のある1年にし、自己の成長をより進めたい。

今年の抱負〜こんな自分になりたい「目的」〜

 2024年は、自分が自分の生き方を誇れるような人間になれるような生活をしたい。私の座右の銘にしている偉人スティーブ・ジョブスの名言に「残りの人生も砂糖水を売ることに費やしたいか、それとも世界を変えるチャンスが欲しいか?」や「stay hungry.stay foolish.(現状で満足するな、小賢しくなるな)」がある。教員として、生活は安定しているし、仕事としても満足している。天職だと思っている。ただ、一度きりの人生、満足せずに貪欲に自己改革を送っていきたい。常に成長し続けられる人でありたい。
 一方で、だらしない一面があるのも事実である。誘惑に負けて後で後悔するような選択を取ってしまったりお酒の場で失態を犯したりするようなことも今だにある。「自分の生き方を誇れるような生活ではない」時がある。貪欲に学び続けると同時に、自分を律することができ、節度ある人間に成長させたい。そのため、常に息子や教え子(その保護者)にこの姿を見せても格好いいかと自分に問いかけ、格好いいと思える判断を下していきたい。

「今年の目標」①道徳(ICT)✖︎生徒指導

 教員として、貪欲に学び続けたいと思い10年が経とうとしている。それぞれのステージでの学びが今の自分に繋がっているし、確実に成長できていると思う。しかし、今後のキャリアを考えたときに、「自分=〇〇」のような強みがないと思った。自分の強みを作りたいが、全てにおいてスペシャリストがいるこの世界で、自分が胸を張っていける分野がないと葛藤していた。そんなとき、「1つの分野でのスペシャリストになるのは難しいが、掛け算思考で唯一無二の存在になれる。」ことに気づいた。
 教科の中からの強み考えた際に、私は道徳が好きだと改めて思った。そのため、道徳を強みにできるようにしていきたい。道徳性はどんな社会になろうと求められるため、人間として重要な能力である。そのため、毎年教材研究は欠かさず行ってきたが、実践をまとめるようなことはしていなかった。今年は、全時間、教材研究し、まとめていきたい。また、ICT教育は比較的新しく重要な分野である。GIGAスクール構想が始まって数年であり専門家の絶対数は少ない。さらに、私がICT機器が好きである。そこで、今年は道徳教育とICTを絡めた研究も行っていきたい。
 領域における強みは生徒指導である。生徒指導主任と校内のいじめ対策担当を務めている。担当として、ここ数年勉強し、児童・保護者対応するなかで、自分の能力(知識)が向上していることに気付いてきた。一方で、「自分だったら」という対応ができずに苦労している職員もいるのが現状である。そこで、今年は自分の行っている実践を何かしらの方法で発信し、職員全体の生徒指導能力を向上させていきたいと思う。

「今年の目標」②個別最適な学びと協働的な学び

 二つ目の目標は、「個別最適な学び」と「協働的な学び」についての理解を深め、実践を重ねることである。「個別最適な学び」に関しては、すでに書籍や文科省のホームページを読んで少しずつ理解を進めている。今年は、実践を積み重ねる1年にしたい。特に、算数の授業に関しては、自由進度学習を取り入れつつ個別最適な学習へと繋げるよい方法を考えてきたい。
「個別最適な学び」を実現する上で、友達と話し合ったり創り上げたりすることの必然性が生まれてくると考える。そのため、まずは、「個別最適な学び」を探求し、そのなかで「協働的な学び」の有効な活用法が見つけていきたい。


「今年の目標」③毎日書く

 二つ目は、毎日自分の考えや実践を書きまとめることである。いつしか、自身の書籍を書いていみたいという思いがある。そのためには、自分の考えを持ち、それを表現する必要がある。そのためのインプットとアウトプットをする力をつけてききたい。
 基本的には、朝起きて「家族が寝ている間に25分」と時間を区切って行いたい。書く量ではなく、時間で区切ることで、ダラダラと思いのままに書くのではなく、決められた時間で集中して書き上げる力を高めていきたい。これなら、育児、家事、仕事をフルにコミットしても継続できると思う。
 また、この書く力を高めることができると普段の仕事にも良い影響が出てくる。教員の仕事は、報告やアンケートなどの書類提出が多い。そのような書類の処理能力も向上させることができると自分のできることが増えていき、自己成長につながる。

「今年の目標」④ランニングand筋トレ

 三つ目は、ジョギングand筋トレである。これは、健康のためである。これも毎日継続させるために、2.5キロ(15分)のジョギングと簡単な筋トレ(15分)と簡単なものにする。健康的な生活と身体は、心身の健康につながる。上記のような実践を継続するための心身の健康をキープしていく必要がある。
 また、私は消防団に加入している。消防団として、災害時の活動はまだないが、訪れた際には、貢献できるようにしておきたい。そのためにも、最低限の体力と筋力を保っていきたい。さらに、人生を豊かに楽しく送るためには、健康的な体が資本となる。その資本を築く習慣を作ることは大きな財産となる。

「今年の目標」⑤感謝&楽しむ(三方よし)

 四つ目は、感謝&楽しむ(三方よし)である。最後は、メンタル、気持ちに関するものである。私の人生は、豊かで楽しいものである。それは全て周りの人や物によって成り立っている。そのことを常に感謝して生きていけるようにしたい。
 また、人生一度きり。どうせやるなら楽しもう。が私のモットーである。このモットーを今年も継続して、日々楽しんでいきたい。しかし、2023年の生活を振り返ってみると自己中心的な楽しみが多かった(周りのことまで考えていない)ように感じた。そこで、今年は、「自分よし、相手よし、みんなよし」の「三方よし」を意識していきたい。そのために、常に他者目線を大切にしつつ、自分も楽しめるような1年にしていく。

まとめ

 今回は、2024年の抱負をまとめてみた。1年の刑は元旦にあり。という言葉があるように、素晴らしい一年にするために、この思いを大切にしたい。①②は、仕事のこと、③④は自分のスキル向上に関すること、⑤は生き方についての目標としてまとめることができた。また、①の仕事に関する「道徳性」や「生徒指導能力」は自分の生き方や子育てにも直結する。そういった意味でも、教員という仕事は素晴らしいと思う。公私混同は好きではないし、プライベートに重きをおいて充実させたいと思っている。しかし、仕事のスキル向上が自分の生き方を豊かにできるのは最高である。
 1年間通して、自分をさらに成長させ、自分も周りの人も豊かな日々を送れるようにしていきたい。

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