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シン・オーストラリア体験記⑥(20240729)

さて、本日はさまざまなプログラムの一日です。
そして、とにかく寒い一日でした。日本は酷暑のようですが、こちらはジャンパーが手放せない一日でした(笑)

Ⅰ:チャールズスタート大学
→まずは、大学の見学です。正直、敷地のレベルが日本の大学と違いすぎて絶句でした。また、施設も新旧が混ざり合い、とても素敵な雰囲気でした。
あと、大学のグッズ、特にパーカーなどのセンスがピカ一で正直買おうかどうかものすごく迷いましたが…家族と同僚と友人のお土産が最優先なので、ここは我慢しました。オーストラリアに2週間来させてもらっているだけで、十分なプレゼントですからね。

Ⅱ:バサースト鉄道博物館
→見た目はよく鉄っちゃんに間違われることがありますが、埼玉の鉄道博物館すら興味がない私です。案内をしてくれたおじさまがとても素敵なことと、リアル鉄道模型に心を奪われたものの、博物館自体は、まぁまぁという感じでしたかね。
ただ、そこでとても素敵な出会いがありました。実は、とある老夫婦が私と生徒に話しかけてくれました。正確には旦那様のほうですが。すると、なんと奥さまが日本生まれであると!!しかも、お住まいがあのカウラ事件で有名なカウラ!ただ、奥さまがとてもシャイで静かな方ということでなかなか話が弾まない…と思いきや、旦那様と私でスマホの翻訳ソフトを片手に話をし始めたら、奥さまも一緒に入ってくれて…カウラのことや日本のことを色々話せました。ぜひ日本へ!とお話をしたら、お金がなくてねなんて話されていましたが、とても素敵な老夫婦で、最後に奥さまにあなたのような日本人と話せてよかった(的なこと)と言っていただき、とてもうれしかったです。
そして、私たちも水曜日にカウラに行きます。ただ、正直カウラの事前学習をした記憶が無かったため、その日の解散後、生徒のみなさんには一つ事前学習を課しました。
日本でいえば、アメリカ人が広島に行くのに原爆のことを知らずに行く=日本人がカウラに行くのにカウラ事件を知らずに行くレベルに失礼なことなので、ちょっとここくらいは教員っぽいことをしてみました。
あの老夫婦がこれからも幸せでありますように!

Ⅲ:ファーム体験
→牧場に行き、さまざまな動物と戯れました。ただ、私はあまり動物と直接触れ合うことが得意ではないので、ちょっと遠目で見ていましたが。ただ、多くの生徒たちが楽しそうで何よりでした。個人的には子ヤギが推しで…ベストショットが撮影できたので、そちらは写真をご覧ください。

さて、このような感じで一日が終わりましたが、生徒たちはだいぶ疲れていたようで、ファーム体験後のバスの中はだいぶぐったりしていました。
ホストファミリーの家に戻ったら、きっとまた楽しむことを期待しつつ…。
ただ、生徒たちは食文化の違いやお風呂文化の違いにとまどいもあるようで、私もあるご家庭の夕飯がケーキとアイスには驚きました(笑)
また、私もそうですが、湯船がないのは日本人には苦しいところですよね。
引率者はまだシャワーを浴びたい放題ですが、オーストラリアのご家庭は短時間でのシャワーを基本としているそうで、そういった文化の違いも体感しながら、生徒は多くのことを、学んでくれると信じています。

そして、今日は最後にメインイベント…オーストラリア10キロマラソンをしてきました(笑)
毎週1回は10キロ走ることと、30秒×7本ダッシュをやることがルーティーンなので、先日は近くの公園をダッシュしてオーストラリア人に怪しまれましたが、本日は気持ちよく走ってきました。

その走る最中、考えたこと…それは自分の娘が今月でちょうど1歳になりましたが、できたら今回一緒にオーストラリアに訪れた高校生たちのように異文化に興味を持ち、積極的かつ自発的に学んでほしいなぁと。
また、それを費用面できちんとフォローしてあげられる親でありたいなぁと。
引率教員は生活費+αが必要経費ですが、生徒たちは多額の留学費用を支払ってオーストラリアに来ています。それって、実はとっても幸せなことなんですよね。だから、彼らには残り一週間もさまざまなことを体験してほしいですし、その体験したことを、今回費用を出してくれた保護者の方々にお土産話として持って帰ってほしいです。
きっとそれが、どんなお土産よりも素敵なプレゼントになるし、私が親だったらうれしくて仕方がありません。
そんな彼らとともに、一緒にオーストラリアに来られていることも幸せだなぁと感じつつ…10キロ走って、たくさん出た洗濯物を洗って本日は休みます。

明日はバサースト散策とアボリジニ体験です。
明日も素敵な一日になりますように!

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