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短編小説

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#死

短編小説「死んだらきっと生きられる。」

短編小説「死んだらきっと生きられる。」

「話があるんだけど。」

「ん~~、何?僕に告白するの?だったらお断りだよ。」

「告白するなら何でわざわざ君を家に呼び込んだの。もっといい場所があるでしょ。あと、もし告白するつもりだったら、その発言で冷めてたね。」

「キビシイな。やっぱり脈なしだったか。」

「脈?あるのは腐敗臭が酷い縁くらいでしょ。」

「あぁ、金脈もたまらずイオンになるような腐敗臭だ。それに文脈もたった今消えかかろうとして

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