娘とやりたかったこと

娘の引っ越しまで１週間を切った

友達やら後輩やらバイト先やら同期会やら
友達の少ない母と違って
交友関係が海のように広くて深い
お嬢のスケジュールの隙を狙って
娘とやりたかったことをやる企画その２は
お嬢が見たがってたモネを見に印象派展へ

ワタシも大人になってから
母とミュシャ展を見にいったり
映画を見にいったりしたなと思い出しながら
ミュージアムショップでいろいろ買わされた
お嬢はホントにおねだり上手で
女の子に甘い母は財布の紐が緩い
ワタシも母とBunkamura cinemaで
ナイトメアビフォアクリスマスを観たときに
買ってもらったゼロのおもちゃを
毎年ハロウィンに飾ってる
いつの時代も
親は娘のおねだりに弱いのかもしれない

娘とやりたかったことをやる企画その１は
先月やったyourfit365で靴を買うだった

代々靴で苦労するマヌケの小足の血族
自分も足に合うパンプスが欲しいと思いつつ
これから履く機会がたくさんありそうな
お嬢を実験台にしてみた
立ち仕事に就く娘に良い靴を買うという
親心も昇華できて満足満足😊

そして娘とやりたかったことをやる企画その３
デパコスカウンターデビュー✨

お嬢じゃなくてお母の

お嬢は美容学校に通ってるので
ちゃんと周りの人から教えを受けて
高校生のうちにデパコスデビューしてる
なんならBAさんに顔を覚えていただいて
すぐ声をかけてもらえる常連さん

母のワタシはというと
ナチュラルメイクと言えば聞こえはいいけど
ほとんど美容にお金をかけてこなかった
ホントに興味なかったんだよね
周りにもいなかったしね
キャラ的にも求められてこなかったし
自分でもあんまり必要だと思ってなかった

でもお嬢がデパコスを使いだしてから
そういう世界もあるんだなと気づいて
女どうしメイクの話をするような世界線が
ワタシにとってはとても新鮮で楽しい🎶

母ともそういう話はしてたけど
母は独自性を追求するタイプなんで
流行りとかブランドとかに懐疑的で
どちらかというとスキンケアとか
美容と健康ためしてガッテン方面な内容だった
おばさんって体にいいものに飛びつくよね
それはそれで嫌いじゃない
でもキラキラした世界も体験してみたい🤩

それでお嬢に付き合ってもらって
お嬢オススメのブランドで
お嬢の推しのスタッフさんに
タッチアップしてもらい
初めてベースメイクをラインで揃えてみた
タッチアップもお買い上げ金額も
ドキドキだったけど😇いい経験になりました

付き添ってアドバイスしてくれたお嬢には
ノベルティのポーチを献上いたしました🙏
狙ってたらしくてwin-win
お嬢も布教ができたとご満悦でした

思い返せば子どものころからワタシは
女の子らしい女の子じゃなくて
お姫さまごっこより戦隊ヒーローごっこが好きで
スカートよりズボンが好きで
男の子になりたいとは思わないけど
お兄ちゃんみたいな存在には憧れてて
女の子どうしの付き合いが苦手で
好きなファッションもユニセックスな方向性で
よく男の子と間違えられてて
リクエストされるのは男性キャラのコスプレで
中学生の息子にそっくりすぎて笑われて
そんなキャラにとくに疑問も不満も違和感もなく
のびのびとおばさんになった

お嬢は小学生までは８割がた男の子みたいに育ち
思春期から女の子の楽しみを満喫しはじめて
今は眩しいくらい女の子やってる

男の子の母もやってるからしみじみ思う
せっかくなら女の子の母もやっておきたい！

別に自分と違う世界線の女子たちが
嫌いなわけじゃなかった
むしろキラキラして眩しい✨
男の子もかわいいけど
女の子もめっちゃかわいい😍
むしろ見た目的には女の子のほうが見てて楽しい

もしかしたらワタシはずっと
キラキラした女の子たちに
引け目を感じてたのかもしれない
妬みもなかったけど興味もなかった
でも身近な人がキラキラ女子になったら
素直にキラキラ女子がかわいいと思えて
新しい世界が広がった

今さらだけどそういう些細だけど重い
自分が自分に知らずにかけてる
見えない呪いみたいなものを
ちょっとずつ解いてみたいと思ってる
呪いを解いて世界を広げてみることが
なりたい姿に近づける道のような気がする