独立する子に伝えたいこと
娘が就職の内定をいただいた
息子も大学を卒業して就職したら
家を出てもらうことになってる
そろそろカウントダウンが始まったな
と思うころから生活に関するアドバイスを
折に触れてちょこちょこするようになった
なるべく押し付けがましくなくを心掛けてるけど
子どもにしたら鬱陶しいだろうなと思いつつ
でも自分が困った経験はせっかくだから
避けてほしいと考えるのも親心
だってさ困ることなんていっぱいあるんだよ
ささやかなものから大変なことまで
苦労自慢とかじゃないんだよ
ママなんてそんなに苦労してないもん
娘がもしかしたら遠方に行ってしまうかもしれない
ひとり暮らしなんてゴミ部屋にする予感しかない
メンタルも強く見えて弱いから
仕事から帰ったら何もしないと思う
実は息子はそんなに心配してない
メンタル強いし意外と几帳面だけど潔癖ではない
ただ人に振り回されそうだから
いい人付き合いをしてほしい
そんなとりとめのない心配や
ズボラなママなりのライフハックを
noteに書き溜めておこうかなと考えた
子どもたちに見せるかどうかはわからないけど
書き留めておこう
辰巳渚さんの本を読んだことがある
大学入学でひとり暮らしを始める息子さんに書き
奇しくも遺作となってしまった本
こんな本を渡そうかなと思ったけど
本は自分から読みたいと思わなきゃ意味がない
本は場所をとるし娘には読みたい本がたくさんある
きっとその本は埋もれてしまうだろう
押し付けがましく手渡さなくても
ママが煩く言ってたことを思い出すための場所
そんなのがあってもいいよね
そういえばうちの母はあんまり言わなかったな
ママもだけどひとり暮らししたことないしね
今も「こうやって食べたら美味しかった」とか
「ここに行ってみたら良かった」とか
「こんなものを見て面白かった」なんて
情報交換はするけど
「こういうときはこうしたらいい」みたいなのは
なかった
たぶん心配もそれほどされなかったし
とくに相談もしないし大抵自分で乗り越えた
ただ愚痴はお互いにいっぱい言い合ってた
共感もしたし反面教師にもした
母は片づけ下手なところが今も反面教師だ
でも自分の好きなことに情熱を注ぐ姿は尊敬してる
ママは人付き合い下手なところが立派な反面教師
友達がいなくても気楽に生きる方法や
ズボラゆえのライフハックを残しておこう
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