「マイ”セブンルール”」 その③
(読了時間:約2分)
自分の長所は他人から教えてもらう
「あなたの長所はどこですか?」
就職活動なんかでよく聞かれていそうな質問ですが、どうですか?
すぐに答えられますか?
僕は今でも答えることができません。
なぜなら、自分に自信のあるところが見つけられないからです。
例えば、圧倒的に足が速いとか、英語がペラペラとか、すごくきれいに卵焼きが焼けるとか。
何でもいいんですけど、そういった誰が見ても「確かにすごい!」って言われるようなスキルは何一つ身に付けていません。
僕はこういった能力のことを長所だと思っている節があります。
だって、「優しい」とか「気が利く」なんて影も形もないものじゃないですか?
言い方ひとつ、見方ひとつでそう言えることは長所とは違うのかなと思います。
てなるとですよ。
「じゃあ僕には何一つ長所がないのか!?」
って話になるわけですよ。
勝手に自分で笑。
それは何となく認めたくないんですよ笑。
(結果ただの”ワガママ”ちゃん笑)
「自分にだって生まれてきた意味くらいきっとある!」
「自分にだって誰かの役に立てることがある!」
「自分の事を必要としてくれる人だってきっといる!」
って信じたいじゃないですか?
でも、
「あなたの長所はどこですか?」
って質問にたいして何も答えることができません。
何度かブレインダンプやマインドマップ的なものも書いたことがあるのですが、「自分の長所」の欄だけはいつも空白なんです。
※ブレインダンプ
ブレインダンプとは、ブレイン(脳)をダンプ(空っぽ)すること。
具体的には、頭の中で考えているあらゆることをすべて紙に書き出し、自分が本当に望んでいることや今やるべきことを洗い出す作業のことです
※マインドマップ
1枚の紙の上に、表現したい概念(テーマ)をキーワードやイメージで中央に描き、そこから放射状に連想するキーワードやイメージを繋げていき、発想を広げていく表現方法。
「どんだけ長所探すの下手やねん!」
って誰かから突っ込まれそうですが仕方ないです。
なので、僕は自分で自分の長所を探すことを放棄しました。
二度としません。
そのかわりに誰かから褒められたことは素直に受け止めて、それを自分の長所とすることに決めました。
つまり、自分の長所は他人から教えてもらうことにしたんです。
仮に自分的にその褒められたことが「いやいや、ぜんぜんできてないし」とか「そんなことひとつもないのにな」って思ってもその気持ちはシカトします。
素直に受け止めると決めたんです。
素直に受け止めるだけです。
そしたらどうですか?
今まで何個かは教えてもらってきてますよね?
同じことをずっと言われてきている人はその分野においてかなりの力を持っていることの証明です。
「勉強熱心だよね!」
「すごい詳しいね!」
「そうなんですね!知りませんでした!」
こんなことをたくさん言われてきた人は研究家タイプ、つまり長所は「興味を持ったことはたくさん勉強できること」って言ってもいいかもしれないですね。
自分自身に自信のある人ばかりではないはずです。 「何の取柄もない」「何の才能もない」「何もできない」僕もそんな風な思考で今まで生きてきましたし、実際今でもその名残はあります。 でも、きっと少しは誰かのためになっていて、それを感謝されたり褒められたりしたことっていうのは立派な長所なんだと思うんです。 あとはただそれを受け止める勇気を持つだけです。 自信を持って生きていきましょう。
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