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「あなたの経験を必要としている人がいる」


誰の人生だってオンリーワンです。誰とも一緒じゃない。その経験っていうのには当然のように価値があって価値があるってことは誰かにとっては貴重なものであると思うんです。


「自分の人生なんて何も意味ない・・・」

「こんな人生のどこに価値があるの?」

「誰のためになるっていうの?」


僕もそう思うタイプです。いくつかの紆余曲折を経て今に至りますが特段テレビで特集されるような人生ではないように思えます。至って平穏、さして抑揚のない人生。


でも、言われたことがあるんです。

それは先輩が店長をしているブリティッシュバーのカウンターでの話。


たまたまその店長の奥様がカウンターに座っていて、隣の席にお邪魔したんです。話の流れで仕事や人生の話になったのですが(←どんな会話してるんですか僕は毎回・・)、そこでこういった記憶があります。


「別に店長なんて難しくないし大したこともしてこなかったんでね」

本音でした。自分なんてただただ人に恵まれただけの強運の持ち主だと思っているので。

そのあとにその奥様が僕の六感に響くことを言ってくれました。


「これだけの経験をしてきたんですからその経験を必要としている人は必ずいます!」


自分の経験を必要としている人がいるかどうかなんて自分ではわからないんですよね。もしかしたら遠い異国の地の人が必要としているかもしれないし、カフェで隣の席になった人が必要としてくれるかもしれない。さっきいすれ違った人が必要としてくれるかもしれない。そんなのいくら考えたってわからないんです。

でも必ずいるんです。だって、経験って経験した人にしか語れないから。


それを生かすも殺すも自分自身が積極的に発信していくかどうかってだけです。



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