見出し画像

知り合いが多い人に憧れていた過去が今の自分の原点

「犬も歩けば棒に当たる」じゃないですが、街中を歩いていて知り合いに会う、飲食店に行って店員さんと気さくに会話ができる、朝起きたら何人からもメールが来てる、そんな人への憧れが今の自分の原点だったなと。


もっと昔だったら、学校の人気者、生徒会長などのリーダー的存在、あ、バンドのボーカリストとかもそうですね。

自分とは無縁の世界自分には到底行けない領域。人見知りで気弱、相手の目を見て話すことさえままならなかったことがとても嫌で、でも出来なくて、怖くて、ひたすら勉強机の前で悶々としていた日々。そんなコンプレックスを抱いた少年は現在少しだけその無縁だった世界に今僕は足を踏み入れることが出来ていると思っています。


自分を変えるということはとても難しいものです。人は自然と現状維持を選ぶ傾向があります。でもその維持は維持じゃなくて後退に近いものがあると思います。


なので僕はあえて自分の苦手とする「人と触れ合う環境にある」今のバーの仕事を選びました。最初はだれともうまく話せずにただホールで突っ立ってるだけの使えない人間でした。でもそんな自分に嫌気がさすのは当然で、そしてカウンター内で流暢にお客様と話している先輩たちを見て、笑いをかっさらっている後輩を見て「自分もこうなりたい!」とずっと思っていました。


さきほどお店の買い物をした帰りにたまたま仲良しのお客様に会いました。お互い無言で、そして笑顔で指をさして「あ!」みたいになったんです。僕、そんな光景に憧れていました。夢がひとつ叶った気分です。


自分を変えていくのは強烈な劣等感の底にある憧れです



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?