「話」はいつどこでするかで価値が変わる
話す場と話さない場を考えて「話す」ことって重要です。
その「話」に価値をつける事もそうですし、「話」自体をどの温度で楽しむかもよく考えると「話」のポテンシャルを最大限に引き出すことができると考えています。
たとえば、僕がbarの営業前に後輩A君が持っている昨日今日の「話」をたくさん聞いたとします。
その「話」は今夜、カウンターに来たゲストに話す内容かもしれませんよね?
たとえば、
「宝くじ当たったんですよ!」
という「話」を後輩がしたとします。
その時にゲストは、
「まじ!?」
「本当ですか!?」
「凄いですね!!」
ってリアクションになるじゃないですか?
でも、僕がもし営業前にその「話」を聞いていたとしたらその時の僕の立場は「既に知っている人」になるわけです。
つまり、ゲストと同じリアクションが取れないんです。
ゲストと僕がふたりして「え!?」ってなった方がその場は確実に盛り上がると思いますよね?
そして、後輩もしてやったり顔になれるんです。
先に知っておいて良いことはない。むしろ知らないことは知るべきタイミングで一斉に知った方がその「話」への密着度が増すんです。「話」の価値も上がる。その場の価値も上がる。
以前、ダウンタウンの松本人志さんも某バラエティー番組の収録前には出演者と会話しないととあるドキュメンタリーで放送されてました。
どこで「話」を咲かせるのか、咲かせるべきなのか。
「話」に関与する人全員が得をするタイミングはいつなのか。
そんなことを考えるといつも仲良しでいる必要はないのでは?
話す場と話さない場を考えて「話す」ことって重要です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?