キミはボクの部下みたいな存在だからね!
こんにちは。にぼこんと申します。
システム系のプロジェクトにアサインされていたときのお話。
2年の間、上司から薄めのパワハラを受け続けてきたプロジェクトからやっとリリース、当時の私は新領域・新プロジェクトで心機一転巻き返しを図ろうとしていました。
SIフェーズでは新システムの導入、お客さんの業務部署に張り付いてシステムの継続改善をやりつつ、他部署や製品ベンダーとの調整、QAサポート、部の部会に出席、お客さんの部長に頼まれ役員説明資料をつくり、お客さんの部長といっしょに役員に説明に行き、まさに目まぐるしくも充実した日々。
(そのときはじめて役員って人種と話しました)
大きめの追加開発が無事リリース、四半期の節目ということもありお客さん含め開催した飲み会での出来事。
マネージャー「ウチのにぼこんは部長から見てどうですか?」
部長「いや~にぼこんくんはほんとよくやってくれてる、感謝してるよ!」
部長「もうボクの部下みたいな存在だからね!!」
にぼこん「へへっ、ありがとうございます・・・」
ジ~~~ン・・・
ああ・・・やった・・・
お客さんに認められるってこんなにうれしいとは・・・
前プロジェクトではほぼリモートの開発部屋でくろ~い画面としろ~い画面にナゾの言語を叩き込みまくっていた毎日・・・。はるか彼方にいるはずのお客さんの姿を想像し、コンサルってなんだろう?と思い続けていた日々。
それが今ではお客さんと軽く冗談もかわせる仲でキャラクターとしても確立して・・・
ああ・・・最高・・・人生に乾杯・・・!
(※脳内で葉加瀬太郎のエトピリカが流れる)
そんな余韻に浸りつつ帰宅しました。
で、1年くらい経ったある日。
5ちゃんのスレで発見、コンサルを指して
「高級文房具」と。
あ・・・俺じゃん。
「部下」って全然喜んじゃいけないセリフだったのね。
もはやコンサルにまかせる仕事ではないが手が足りないからやってもらっていた、お客さんに何も新しい示唆を出せていないってことでした。
若いみなさん、お客さんから親しみをこめて部下と呼ばれたとき、あなたは文房具として見られています。気を付けてくださいね(泣)
(おしまい)
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