女性に勧めたい"なろう"小説
恥ずかしながら、もう20年以上もずっとインターネット上の小説を愛読しております。
昔は個々のホームページで公開されているものを色々と巡って読み漁っておりました。
中高生の頃は夜中まで、親が寝ているそばで真っ暗な中パソコンを立ち上げ読み耽る日々。
そうして数年が経つと、ある日小説家になろうというサイトが存在していました。
当初はリンクサイトなどから個別ホームページへ飛んで小説を読むことが主流だったので、あまり"なろう"で小説は読んでいませんでした。
それが今や"なろう"作品が書籍化、マンガ化、アニメ化とメディアミックスもさかんになるほどインターネット上の小説を掲載する定番サイトになりました。
個人的には"なろう"サイト内のランキングで作品を探すのが下手で、最新の話題作よりも完結済みで読み応えのある作品を紹介してくれるサイトはないものかと思っていたため、今回自ら好きな作品を紹介したいと思います。
傾向としては異世界もの、恋愛あり、女性視点なものが好きです。
また今回は1作を除いて全て完結している小説を紹介しますので、安心して最後までお話をお楽しみください。
サイレント・ウィッチ
こちらはコミュ障のヒロインが特命を受けて学校に潜入するお話ですが、そのコミュ障っぷりが読んでいて楽しいお話です。
ヒロインはもちろん、他の登場人物もとても癖の強い人たちで、そこも物語を面白くしているひとつだと思います。
個人的には護衛対象である第二王子が一癖も二癖もある、有能イケメンに描かれているのですが、あるエピソードではただのオタク感が出ているところが大好きです。
https://ncode.syosetu.com/n8356ga/
狼領主のお嬢様
とてもせつないお話です。
あらすじを読んでも想像がつくかと思いますが、とても胸を痛めながら読み進めた記憶があります。
それでも領主に対して悪い感情を抱かないヒロインに好感が持てます。
ヒロインが健気で愛おしさを感じます。
https://ncode.syosetu.com/n9511dh/
【web版】無口な公爵令嬢と冷徹な皇帝~前世拾った子供が皇帝になっていました~
溺愛ものとも言えるかもしれない。
他の人にはとても冷たいヒーローですが、ヒロインに対してだけは目に入れても痛くないと思っていそうです。
こちら、何が面白いかというと、主人公であるヒロインの言葉遣いがめちゃくちゃな田舎言葉で、思考も田舎者だということでしょうか。
よく言えば純粋なヒロインさんですが、とても善良な人間であるため彼女のことが大好きなヒーローの気持ちも納得です。
https://ncode.syosetu.com/n4400gk/
どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。
こちらの作者様、個人的にはどのお話も好きなため、今回どれをピックアップするか本当に悩みました。
このお話は主人公が冷静で静かな感じが好きです。
そしてヒーローと時間を共にすることで二人の関係や感情が変化していく、その過程が見ていて楽しめます。
片思い相手に惚れ薬を依頼されるという、その始まりが切なくて大好きです。
https://ncode.syosetu.com/n9512fk/
魔法世界の受付嬢になりたいです
こちらは異世界お仕事ものとしても読み応えがあります。
いわゆるギルドの受付のお姉さんに憧れ、その仕事に全力で挑む主人公が可愛いです。
世界観からして読み応えがあるので恋愛に興味がなくても楽しめる作品です。
でもやっぱりヒーローも大好きです。
彼はツンデレなのかなと思っています。
ツンデレヒーローが好きな方もぜひお読みください。
https://ncode.syosetu.com/n2056dv/
【ウェブ版】女王の化粧師
圧巻です。
読み物としてとても重厚で、読みながら何度涙を流したことか。
あらすじの最後の一文を知った上で読み始めたのですが、何回もハッピーエンドということを疑いました。
でもきちんとハッピーエンドで完結したので驚きです。
この重厚な物語をきちんと完結させるところがまず凄い。
物語は二転三転し、主人公たちを取り巻く情勢は目まぐるしく変化していきます。
それでも行き着くところはハッピーエンドなんだと、何度絶望を味わっても信じてお読みください。
https://ncode.syosetu.com/n2230dk/
薬屋のひとりごと
今回の記事で唯一未完の作品です。
アニメ化もされている話題作ではありますが、やはりおすすめなため記載させていただきました。
ミステリーとして読むもよし、恋愛小説として読むことも可能な楽しいライトノベルです。
主人公のドライさが読んでいて痛快です。
序盤は短編ミステリーとして気軽に読むこともできるので、もしまだ読んだことがない方がいらっしゃいましたらぜひお読みいただけると嬉しく思います。
https://ncode.syosetu.com/n9636x/
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~
こちらも超大物、とっても有名な作品かと思います。
小説を読もうという人は、やはり読書家であり本や図書館というキーワードに弱いのではないでしょうか。
本を作るところからお話は始まるのですが、はじめて本作を読んだときには本当詳細に本を作る過程を描いていて驚きました。
個人的に本作で取り上げたい部分は家族についてのお話です。
随所に色々と関わる家族へのあり方が取り上げられているところが大好きです。
また読み進めている途中ではこの小説に恋愛要素はないものだと無意識に思っていました。
それがあんな結末をむかえるとは驚いたものです。
本人は懸想ではないとおっしゃっていますが。
https://ncode.syosetu.com/n4830bu/
おわりに
いかがでしたでしょうか。
有名どころも取り上げてみたのでご存知の小説も多々あったかと思います。
知ってはいたけどまだ読んでないという作品があったら是非お読みください。
もし読んでみたいと思える作品に出会えたなら幸いです。
それでは、良い"なろう"ライフを。
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