スタイルチェンジするかしないか‥最終判断は好きか嫌いかがいちばん重要！だと思う話 | 恵比寿 美容室 髪質改善 OrB

こんにちは。
恵比寿のシェアサロン、OrBでヘアデザイナーをやっておりますナカセコミユキです。

30代半ばにさしかかると、女性の大半が感じると言われる髪質の変化ですが、40代では白髪とうねり、50代になるとハリやコシもなくなるため、地肌の見え方まで気になり出します。
髪のエイジングによる変化は、仲のよい友だち同士でも、なかなか打ち明けにくいものですよね。

素敵だなと思っている髪型があるのに、この年齢でこんな髪型したらおかしい？こんな髪色にしたら変にみられる？と、おしゃれ心を無理に抑えていませんか？

個人的には、年齢なんて気にせずに、この髪型が好きだからこれにしたい！と、シンプルな気持ちで美容室に向かってよいと思うんですよね。似合う長さやスタイリングのしやすさを考えてカットするのが美容師さんのお仕事なのですから。

何かが変わるときに手放すもの

たとえばそれが街の再開発だったとしたら、次世代にその街が持つエネルギーをどう受け渡すのか、再びその街からキラキラとした、たくさんのカルチャーを生みだすために、なにを活かし、どこまで壊すのか‥。

変わりゆく街へ抱く期待と背中あわせに感じる寂しさ‥楽しく過ごした思い出の場所が次々となくなることは、自分だけの特別な風景が上書きされてしまうような切なさを感じるかもしれません。

で、この感じ、髪型を変えるのとちょっと似ていると思いませんか？

何かが変わる時にはいつも、「慣れ」や「安心感」を手放さなくてはなりません。しかし、知らない事を知るということは、新たな刺激を味わう絶好の機会なのではないでしょうか。
今まで体験したことのない感覚に触れるためには、新しい世界へ足を踏み入れる勇気が必要なんです。慎重かつ大胆に‥少なくとも私はそう捉えています。

好奇心は最高のアンチエイジング要素といっても過言ではないですから！

変化への好奇心 まとわりつく不安

いつもと違う髪型にしてみたいと思っても、大人になればなるほど保守的になってしまうものです。
初めて挑戦するヘアスタイルには、セット自分で上手くできるのか、うまくいかないときはどうすればよいのかとあれこれ不安が膨らみます。

慣れたスタイルを続けてきたからこそ得られた、自分ならではのノウハウが、スタイルチェンジによりイチからまた積み上げなくてはいけないと想像したとき、きっと戸惑いを感じることでしょう。

大人だからこそ、経験値の分母に対する安心感も信頼感も、大きくなって当然なんです。そして、周りからの評判も気になるという方も多いと思います。
しかし、ここ数年を振り返ってみると、かつてのコンサバ傾向が減り、自分の個性を表現する髪型やファッションを楽しむ方が増えているように感じませんか。
と。
言い換えれば、賛否両論をそこまでおそれる必要なんてないということです。

何事もですが、好きであることは最強なのですから。
イメージをガラリと変えたくなったとき、いちばん大切にしてほしいのは、自分が好きなヘアスタイルかどうかというこ

賛否両論はすなわち個性

髪型変えよう！と思い立っても、勢いで潔く踏み切れる方、何度も検討を繰り返す方の両者がいて当然です。優柔不断で美容師さんに迷惑をかけてしまう‥と、相談に消極的になってしまうようならば、優柔不断になってしまう原因を美容師さんに伝えてみてください。

もちろん、髪型を変えるためだけに通う場所が美容室ではありません。相手に不快な印象を与えないための身だしなみとして、整えるレベルのカットだけでも十分な意味があります。
いつもお手入れに通っている行きつけの美容室があれば、好みや髪質を知っていてもらうことができますが、長くお付き合いしている美容師さんがいない場合は、伝えてほしいポイントがあります。

それは、以前に髪型を変えて評判がよくなかったとき、自分でうまく扱えきれなくなったときの体験談(失敗談)です。
それをクリアするためにはどうすればよいかといった、遡りと具体的な作戦会議をするためには、そのような体験談がとても有益な情報になるはずです。

また、髪質が自分とは全然違うモデルさんの画像を持って行っても大丈夫です！少しでもこういう髪質見えると嬉しいんだけど‥どこまで寄せられるんだろうか？という角度でアプローチすると、より構築的なカウンセリングが実現するでしょう。
その際、実際に自分の髪質だとどこまでできるのか、だいたいの仕上がりイメージに近い画像を見せてほしい！と美容師さんにおねだりしてみるのも大切なことのひとつです。

髪も服も爪も、自分が好きなデザインを身に着けているだけで、気持ちが明るくなりますよね。女性はとくに、年齢によってもお顔の印象が変わります。以前に合っていたものが似合わなくなってしまったり、苦手だったものがぴたりとハマったり。

なんとなく、最近しっくりこないと感じたら、変化を手に入れるチャンスかもしれません。着飾ることを楽しみましょう！

最後までお読みいただきありがとうございました。