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36. 悩みは誰にはなす?

そろそろ限界、じゃないだろうか。

「あーーーーー、もう疲れた」

「わたしのモチベーションはどこへ?」

「何のために働いているんだ、わたしは?」

コロナ自粛、軟禁状態のこの2ヶ月間のわたしの心の声である。

いつも感じていたわけではないけれど、ちょっと蝕まれた感はあった。

我が家は夫婦+犬1匹家族。わたしはもともとリモートワーカーで、夫は4月から完全在宅勤務となったことが我が家的な大きな変化だったけれど、コロナ感染に怯えながら出社を余儀なくされていた方や、自宅保育、小学生以上のお子さんがいて勉強を見ながら同時に自分の仕事もこなさなければいけない方たちと比べたら全然イージーモードなはずだ。

しかし、漂う閉塞感にどんよりした気持ちになり、一日中家にいるし動いてもいないのに疲労感があって、途中体調不良にも陥り、心身ともにポジティブではない状態が続いた。

きっとわたしと同じように、いや、それ以上にキツイ、苦しい、もうやだ!と思いながら毎日を過ごされている方、多いんじゃないかな。

ストレス発散の根元は『人と話す』こと?

さて、なんかモヤモヤするとか悩みがあるとき、みなさんはどうするだろうか?

飲みにいく、美味しいものを食べる、カラオケにいく、マッサージ、ネイル、髪を切るとか。今まではそれでストレス発散できた。でも今はこの全てが3密だから、ストレスの行き場がない。

だとしたらどうするかを考えたときに『人と話す』ことかな、と。

そもそも、飲みにいくのも美味しいものを食べにいくのも誰かと話しながら飲み食いしたほうが楽しいし、女性のみなさんはわかってくれると思うけど、マッサージもネイルも美容室も担当者との会話が面白いか癒されるか、じゃないだろうか?

在宅で過ごすことが多くなって、Zoomでのオンラインランチ・飲み会が増えたのも、みんなきっと話したいからなんだろうし。

悩みは誰とはなすか?

ストレス発散程度のモヤモヤであれば、オンライン飲み会で、みんなでわーーー!と飲めや歌えやすればスッキリする。あー久々に人と話したわー、明日も頑張ろう、なんて平和な気持ちで布団に入ることができる。

が、もうちょっとガチな悩みや重ためのモヤモヤを抱えてるとき、どうするだろうか?

わたしの場合、若いときは何か大変なことが身の上に起こると、すぐに友達だ、彼氏だ、親だ、兄弟だと片っ端から周りに相談した。1つのテーマを何人にも相談した。例えばだけど、会社を辞めたい、でも辞める勇気がない、どうしよう・・・という時、友達→彼氏→親→兄弟の順で相談して、自分以外の視点から色々な意見をもらって、その中でベストだと思えるものを採用しようという作戦だった。

だけど、歳を重ねるに連れて、だんだんと人に相談することをしなくなった。今もあまりしない。だいたい決まってから事後報告するパターンが多い。

なぜ周りに相談しなくなったかと言うと、近い存在の人からのアドバイスって、それを選ばなくてはいけないような気になってしまったり(親や配偶者から常識で考えろとか)、アドバイスを聞き入れなかったときに申し訳なく思ったり(一般論では○○だからとか)、目の前の相手と今後うまくやっていくために気を遣ってしまうし(すごい親身になってくれる友達のアドバイスが自分にとっては違うなって場合とか)、特に夫婦、親兄弟だとぶつかりやすい。相手は良かれと思って言ってくれていることも、こちら側の気持ちもうまく説明できなくて、違うんじゃい!そういうことじゃないんだ!と悩み+イライラが募ったりして。

救世主は利害関係のない第三者×プロ

とは言え、全部を自分で解決できるわけじゃない。

この悩みわかってくれーー!だれかーー!というとき。

誰かに話を聞いて欲しいときが確かにある。

誰かに話して頭の中や気持ちを整理したいとか、ちゃんと解決への道筋を立てたいとき、わたしはプロを頼ることにしている。

例えばお金についてのモヤモヤだったら、金融機関のセミナーに参加したり、個人のFPの方だったり、個人的にずっとお世話になっている保険屋さんに相談したり。

少し前に親の土地のことで困っていたときは、弁護士事務所へ相談に行った。

お金も保険も土地などの法的なことも、悩んでいた期間は長かったのに、プロに相談したら、あれよあれよと解決に向かった。

有料でも第三者に相談するリターンのほうが大きいなって感じている。

ちょっと先をいく先輩と話させて

わたしはミートキャリアのサポーターとしてキャリアカウンセリングをやっているけれど、キャリアについて悩まないかといったらそんなこと全然ない。悩みますよ、人間だもの。

じゃあ自分がキャリアで悩んだ時にどうするかと言うと、少し前までは人材エージェントに行っていた。それしか選択肢がなかったから。

転職するぞ!という意気込みがあってエージェントにいくのならば良いんだけど、わたしの場合「これからの40代、どう生きていこう?」という壮大な悩みかつ、エージェントにとってみればやっかいな人でしかない。

人材業界の経験も長いから、何となくどういうことを言われるか、どういう仕事を紹介されるかも想像がつくし、何よりもCAさんはわたしが相手だとやりづらいだろうなーと恐縮してしまう。そして、CAさんを困らせないようにとかこう答えたほうが求人見つけやすいだろうな、とか変な気を遣ってしまって疲れるし、これからの40代どう生きていこう問題はうやむやになりがちだった。

が、ここ数年、有料相談サービスがたくさんあるので、わたし自身も利用している。

カウンセリングとかコーチングとか、自分の現在地の確認や今後どうしていこうかなって考えるときの壁打ち相手になってもらったりするために使っている。

これはわたしの場合だけど、必ずしも年齢だけじゃないが、自分と近しい経験がある人とか自分の先を歩いているような人生の先輩と話をしたいなって思っていて。

利害関係のない第三者×プロ×先輩

わたしはこの三拍子が揃うと、相談サービスの価値を感じているのかもしれない。

カウンセリングをうまく使いながら

カウンセリングがもっと身近なもの、気軽に使えるものになればいいな、と思う。

肩凝ったな、辛いからマッサージ行こう!くらいの感覚で。

でも、まだまだカウンセリングって敷居が高いと思う。

「えー、何話せばいいの?考えまとまってないんだけど」

「悩みをうまく言葉にできないし」

「カウンセラーに何言われるか怖い」

「ズバズバ指摘されたら嫌だな」

ていうこともよくあるかな、と。

そりゃ、いきなり「あなたの悩みって何ですか?」って聞かれても困るだろうし、詰まってしまうだろう。普段カウンセリングやってる側だけど、自分がそんな風に聞かれたらスッとは答えられないかもしれない。

だけど、第三者に相談をするって思った以上に、ハッとすることやなるほどなーって考えさせられるようなことがあるから、カウンセリング、受けてみてほしいなと思う。


ミートキャリアでは、自分の悩んでることが言葉になっていなくても、考えがまとまってなくてもOK!育休中です、ワーママです、転職考えてます、家事と育児の両立キツイです!リモートワーク憧れてます!とか今の状況だけ教えてくだされば、あとはプロのサポーターが色々な問いかけをしながら一緒にお悩みを言葉にしたり、次のステップを考えます。安心していらしてくださいね。

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