シンパシーとエンパシーからみる対話力
半年前ですが、会社をやめてすぐ一ヶ月ほど打ち込み、外国人に対しての日本語教師能力試験を受けました。
結果は惨敗オブ惨敗で、完膚なきまで無力を知らされました。
あきらかな勉強不足です。
あの時は退職したい気持ちが先行して、その後のプランが見えてませんでした。
あれから半年後の現在、たくさんの人の話を聞き調べ自分なりに答えを見つけたつもりです。
きっかけは以前の出来事からでした。
さて無職となり今は準備期間ですが、その日本語教師試験の教科書で勉強した中で興味深いことがあったので紹介します。
まず「人の気持ちを思いやることを
エンパシー(共感)
といい、自分基準で相手の気持ちを判断することを
シンパシー(同情)
と言います」
エンパシーは他人には同じ気持ちは共有できないかもという前提のもと、相手を思いやることです。
相手を思いやると言う意味では同じです。しかし、共有部分が少ない相手の場合は姿勢・態度としてエンパシーの方が徹しています。
おせっかい心で自分基準で色々アドバイスしたり、察して行動してしまうのがシンパシーです。
エンパシーは、相手が何が困難か本人にリサーチします。その後、そのリサーチに沿ったアドバイスしたり行動するのがエンパシーです。
結婚相談所を開業するってとりあえず啖呵をきってみました。
そこで、冷静になって考えたのが、このエンパシーとシンパシーでカウンセリングすることってすごく大切だなぁと言う事です。
これは僕が持っている大人の発達障害の人々の話を聞くのも同じです。
まずは相手の身の上話、結婚相談所なら恋愛相談から、聞き取りしていかないとダメでしょう。
そこから自分の経験談を踏まえてアドバイス出来たらと思います。
出来るだけ意見を尊重して、修正してみて良くなりそうなところは提案してみてですね。
僕自身大嫌いなので、頭ごなしに自分基準で否定意見を出すのは辞めよう。
変えた方が良いと思うなら、尊重しながら折衷案を小出しして受け入れてもらうしか無さそうです。
最後にもう一つ。
異なる意見を持つ相手に、攻撃することも、自分の感情を抑え込みすぎることもなく、自分の考え方を伝えることを
アサーティブ・コミュニケーション
といいます。
僕の目指すところはココですね。
相手も自分も尊重して対話する。
障害のこともありますし、これが続けられる仕事なら僕も続きそうです。
今まで、上司の考えは絶対の世界でいきてきたので自分の限界がきた時の、気持ちの整理がいつも出来ませんでした。
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